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エルゴ、アナログコントローラーを用いたPS2用日本語入力システムを開発

2001年04月09日 14時41分更新

文● 編集部

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(株)エルゴソフトは5日、PlayStation2(以下PS2)のアナログコントローラーで日本語入力を可能にするシステム『EGCONVERT(イージーコンバート) for “PlayStation2”』を開発し、PS2のソフト開発会社にミドルウェアとして提供を開始すると発表した。

『EGCONVERT for “PlayStation2”』『EGCONVERT for “PlayStation2”』(画面は開発中のもの)

同システムは、PS2のアナログコントローラー専用に設計された小型円形の文字入力パレットを画面に表示し、2タッチで日本語文字の入力を可能にするというもの。従来のソフトキーボード(50音順表示)と比べ、視認性が向上し、約10倍の高速化を図れるとしている。また、画面上の表示占有率も低くなり、ゲームと並行した入力も容易になるという。さらに、日本語入力エンジンには、パソコン用日本語入力システム『EGBRIDGE(イージーブリッジ)』のエンジンを採用し、使用メモリー量や辞書データ量を抑えながら、高い変換効率を維持したという。同社では、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントとライセンス契約を締結したタイトルライセンシーに限り、同システムを提供するとしている。

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