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マイクロソフト、Pocket PC向けのコンテンツサービスを強化

2001年04月04日 19時11分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は4日、Pocket PCの個人ユーザー向けにコンテンツ提供を強化していくと発表した。

まず、凸版印刷(株)と共同でPocket PC向け有償デジタルコンテンツの提供を今秋開始する。凸版印刷のパソコン向けコンテンツ流通ビジネス“Bitway”が、動画などを含むマルチメディアコンテンツをPDA(携帯情報端末)向けに初めて提供することになるという。提供価格は現状のパソコン向けサービスと同額程度の1コンテンツあたり300~1000円になる見込み。提供を予定するコンテンツは(株)講談社の『Internet FRIDAY』、(株)集英社の『週刊プレイボーイ(WPB-NET)』など5コンテンツ。コンテンツ提供ルートはISP経由、Club Pocket PC会員、コンビニエンスストアの店舗端末経由となる。

また、Pocket PC向けのコンテンツ提供サイト“Club Pocket PC”を4日に開設する。同サイトでは、有償情報や、タウン情報/全国3万5000店のレストランガイドなどの無償情報を17種類提供する。ユーザーは、ポケット版Internet Explorerを使用して、HTMLで書かれた通常のホームページをそのまま参照できるほか、ホームページをパソコンのInternet Explorerで“モバイルお気に入り”に登録して簡単に取り込めるようになるという。コンテンツを定期的に自動更新することも可能。

さらに、Pocket PC向けコンテンツの増加を目的とした“ポケピーWEBコンテスト”を7日から8月31日まで開催する。一般のPocket PCユーザーが作成した独自のコンテンツを専用サイトで募集する。同サイトでは、Pocket PC向けウェブサイトの作成方法とツールを提供し、応募コンテンツの紹介も行なう。各作品へのアクセス数をもとにノミネート作品を選考し、事務局で最終選考を行なう。最優秀賞の賞金は100万円。結果は、World PC Expo、Club Pocket PCのホームページ、協賛各社のホームページなどで発表する。

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