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マイクロソフト、『Office 2001 for Mac Service Release 1』をリリース

2001年04月04日 03時07分更新

文● 編集部

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米マイクロソフト社は現地時間の2日、『Office 2001 for Mac Service Release 1』(英語版、日本語版)の提供を開始した。

『Office 2001 SR 1』は、『Office 2001 for Mac』に含まれる『Word 2001 for Mac』、『Excel 2001 for Mac』や『PowerPoint 2001 for Mac』などの、いくつかの不具合を修正するアップグレードモジュール。米マイクロソフトでは、必ずしもアップデートする必要はないが、そうする事を推奨するとしている。

修正されるのは、

『Word 2001 for Mac SR 1』
『Word 4.0』形式で保存されたファイルが適切に扱えなかったのを改善
リッチテキスト形式で保存して、Windows版の『Word』で開くとデータが破損する問題の修正
『Excel 2001 for Mac SR 1』
ユーザーによって定義されたVBA(Visual Basic for Application)がオーバーフローエラーする問題の修正
『Adobe Type Manager』がインストールされている環境で、『Excel 2001 for Mac』が応答しなくなる問題の修正
『PowerPoint 2001 for Mac SR 1』
書式設定ツールバーをカスタマイズするときに適切に変更されない問題を修正
背景を透過色にせず、白色を保持してGIFやPNG形式でエクスポート可能

などとなっている。また、全製品で国際的な言語サポートが改良されているという。

ダウンロードは米マイクロソフトのMacintoshソフト用ウェブサイト“mactopia”から無償で行なえる。対応OSはMac OS 8.1以降、対応機種はPowerPC G3以降のプロセッサー搭載機種。メモリーはMac OS 8.1以降は32MBのメモリーと、1MB以上の仮想メモリー、Mac OS 9.0以降は48MBのメモリーと、1MB以上の仮想メモリーが必要。なお、Mac OS Xの“カーボン”、“ココア”モードには対応していない。

日本語版は、ダウンロードサイト上の表で“Language”欄が“Japanese”となっているファイルをインストールする。なお、日本法人のマイクロソフト(株)も、ウェブサイトからのダウンロードなどの方法で、提供を開始する予定だという。

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