(株)ケイ・ラボラトリーは2日、iモード用Javaクライアントソフトウェア『振込iアプリ』を開発して(株)ジャパンネット銀行に提供していることを発表した。同ソフトを使ったサービスは、すでに3月5日に開始されている。
『振込iアプリ』ウェルカムメニュー |
振込画面 |
ケイ・ラボラトリーは、iモードや次世代携帯電話向けのJavaソフトウェアを供給する企業。
『振込iアプリ』によって提供される機能は、振り込みと振り込み履歴照会の2種類になる。ジャパンネット銀行では以前よりiモードバンキングサービスを提供してきたが、『振込みiアプリ』を利用することにより、
- 振込みサービスの起動時間を短縮
- 画面情報、振り込み先リスト情報などを一括してダウンロードし、通信頻度を減らすことによる操作の快適化
- 表示画面のレイアウトや表示文字、キーを押したときの動作、飛び先画面などをサーバー側からコントロール可能
- 振り込み操作履歴を端末側で保存することで、履歴参照が高速化
などの利点が出てくるとしている。
ジャパンネット銀行iモードサイトトップ画面 |
利用方法は、ジャパンネット銀行に口座を持っているユーザーなら、同行のiモードサイトからダウンロードして実行する。ダウンロードは無償。対応機種は、現在のところ(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの503iシリーズのみとなっている。