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ミッドレンジの音楽編集用カード「MIA」がパーツショップで販売開始

2001年03月31日 21時15分更新

文● 小磯

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デモ実施中

 Echo(Echo Digital Audio)製の音楽編集用サウンドカード「MIA」が新登場。Echoは、音楽編集を行っているMacintoshユーザーを中心に一定の評価を得ているメーカーだ。T-ZONE.PC DIY SHOPでは、そんなMIAの音楽再生デモが行うとともに販売も開始している。価格は2万7800円。



MIA

 MIAはアナログ入出力ならびにデジタル入出力に対応。標準ジャック×4、同軸デジタルRCA×2のコネクタをブラケット部に装備する。国内エントリー市場向けの製品ではないため、光デジタル入出力端子は装備していない。
 アナログ入出力時のダイナミックレンジはともに106dBと良好。デジタル入出力時の信号解像度は最大24bitでサンプリングレートは96kHzまで対応と、音楽編集に必要とされるパフォーマンスはひととおり押さえていると言える。なお、他社製音楽編集用サウンドカードと同様、入出力のラインは1だが、MIAは独自の“Eight Virtual Outputs”機能を搭載。Echoによれば、DSP(Motorola製“56301”)上で動作するコンソールソフトによってMIAは擬似的に8ライン出力搭載カードとして動作するため、WAVEファイルとCD-DAといったようなマルチトラック再生を行うソフトにも対応できるという。



対応チップセット

 対応OSはWindows 95/98。Windows NT4.0/2000ならびにMacintoshには今のところechoのサイトにあるβ版ドライバで対応し、正式版WDMドライバはこれから公開予定となっている。なお、対応チップセットの制限があり、パッケージとマニュアルによれば、Intel製以外のチップセットではVIA KT133/KX133とAMD760のみの対応となっている点は注意しておきたい。



【取材協力】

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