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AbitからPentium 4対応マザー「TH7-RAID」が登場したが……

2001年03月31日 19時39分更新

文● 小板

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マザー外観

 台湾大手のASUSTeK、MSI、GigabyteなどからPentium 4対応マザーが登場し、市場がひと息ついたところへ、突然Abit製「TH7-RAID」が登場。PCiN秋葉原が2万9800円で販売を開始している。同マザーは前述の3社のマザーがAGP Proスロットを採用しているのに対して、インテル純正マザーと同様にAGPスロットとなっている。その他のスロットはPCI×5、CNR×1で、RIMMソケット×4(最大2GB)。代理店のバーテックスリンクのホームページによるとFSB設定クロックは90MHz~156MHzまで31通り、CPU電圧も1.1V~1.825Vまで0.025ステップで30通りを用意。また、型番が示すようにUltraATA/100対応IDE RAIDコントローラ「HPT370」を搭載している。なお、TH7-RAIDのCPU固定用リテンションについては、既にマザーボードに固定された状態となっていた。



コンデンサ乱立

 さて、気になる点はCPUソケット周りにあるコンデンサだ。MSIの製品も背の高いコンデンサを使うことが多いが、同マザーにもブルーの4700μF・6.3Vをはじめとするコンデンサがたっており、ちょっと驚いてしまう。くれごれも折ってしまわないように注意したい。IDEコネクタとRIMMソケットの間に電源コネクタがあのも気になるところだ。



I/O部

 また、I/Oまわりを見てみると、USBポートが3つ縦に搭載されているほか、サウンドポートが縦に並んでおり、ゲームポートは省かれている。そのため、シリアル・パラレルポートとの間の妙な空間がある。31日現在、代理店であるバーテックスリンクのホームページには、「ABIT初のPentium 4対応マザーボード発売を記念して「AU-10」を無償で同梱」とあるが、ショップで販売されていたものには同梱されていなかったので注意したい。



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