Sunワークステーション用キーボードをベースにしたキー配列を持ち、一般的なキーピッチのままで必要最低限のキーのみを残した極限のコンパクトさで人気の「Happy Hacking Keyboard」(PFU)。PS/2/SPARCstationキーボード端子(Sun互換機)/ADB(Macintosh)対応の“オリジナル”、そしてPS/2にのみ対応しメリハリの強いキータッチに変更された低価格の“Lite”シリーズというこれまでのラインナップに加え、今回より使いやすく改良された“Lite2”が登場。早くも店頭販売が始まっている。
既存のモデルからの最大の改良点はカーソルキーの追加で、これまでは何もなかった右Shift下の部分に入っている。小型で薄いキーとなってはいるが、あるとないでは大違い。使い勝手は大幅に向上したといえよう。また、そのスペースを稼ぐために筐体下端を伸ばしており、全体のサイズが若干大きくなっているが、それでも十二分にコンパクトといえる。
そしてもう一つの大きな改良が、日本語配列バージョンの追加である。かな入力ユーザーにとっては朗報といえるだろう。
こちらはユーザー待望の日本語版 |
今回発売されたのはいずれもホワイトのPS/2接続の日本語配列モデル「PD-KB210W/P」と同じく英語配列モデルの「PD-KB200W/P」。価格は両製品ともぷらっとホームとUSER'S SIDE本店で7800円となっている。また、この他にラインナップされているホワイトのUSB接続英語配列モデル「PD-KB200W/U」とブラックのPS/2接続英語配列モデル「PD-KB200B/P」も近日発売予定とのこと。
これまでは、コンパクトなのは良いが玄人向けで取っ付きにくい印象が強かったHappy Hacking Keyboardシリーズだが、より万人向けに使いやすくなったこの新モデルはキーボードマニアのみならずとも要注目だ。
【関連記事】