このページの本文へ

Matroxファン待望? のPCI版G450がついに登場

2001年03月29日 20時19分更新

文● 小磯

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
G450

 「Marvel G450 eTV」に引き続き、Matroxファン待望(?)のPCI版「Millennium G450」が登場。一部のショップで販売が始まっている。



PCI版
PCI版である旨が記載されているシール
カード(イメージ画像)

 MatroxのサイトにPCI版についての情報がないためカードの詳細は不明だが、スペックシートを見る限り、基本仕様はAGP版と同じ。360MHzのRAMDACと230MHzのセカンダリRAMDACにより“DualHead Display”に対応する点や、64bitバス接続のDDR SDRAMをVRAMとして搭載する点も変化はない。そのVRAM容量は16MBだが、これはすでに一部メーカー製PC向けにOEM出荷されているPCI版と同容量。基本的にはOEM版と同じものであると思われる。



Intelチップセットのみ対応

 注意してほしいのは“Intel純正チップセットのみサポート”だということ。パッケージにも注意を促すシールが貼られているとおり、AMD、VIA、SiS、ALiなどのチップセットには対応しない。つまり、Athlon/Duron環境はいっさいサポートされていないわけだ。残念ながら、ドライバのアップデートでは解決しない問題のようで、カードのリビジョンアップ待ちになるが「待っているファンのためMatroxを説得し『動作環境が限定されてもいいのなら』と、ようやく発売にこぎ着けた製品」(代理店)とのことで、今後の対応は難しい状況。Intel製チップセット搭載マザーボードユーザーでMatroxファンという人のための限定品と言えるかもしれない。

 価格はPCiN秋葉原で1万6800円、高速電脳で1万7800円と、他社製品に比べてやや割高な印象。



【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ