ソニー(株)と東京急行電鉄(株)、(株)東急ケーブルテレビジョンの3社は27日、東急ケーブルのネットワークを利用して、次世代型CATVインターネットサービスを提供することで合意したと発表した。今年の秋から順次サービスを開始する。これに伴い、東急ケーブルが新規に発行する株式の5%をソニーが取得する。
ソニーがリーダーシップをとり、東急ケーブルがマルチキャスト配信環境の整備、課金・認証・顧客管理等のシステム開発などを行なうとともに、これまで利用していなかった周波数帯を利用するメガクラス規模の高速配信環境の構築も目指す。併せて、次世代型CATVインターネットの接続サービス業務を、ソニーや東急、関西電力(株)、伊藤忠商事(株)など10社が出資し、ブロードバンドインターネット対応のコンテンツ配信やサービスを行なっているエー・アイ・アイ(株)に委託するとしている。
