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燃えよ食欲!ワシントンホテルdeバイキング!!

2001年03月27日 22時37分更新

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――最初にこの店のヒストリーをお願いします

マネージャーの米原友次郎さん。見たとおりの男前です。女性の読者は「ウェブで見たとおりハンサムですね」といってみよう。踊ってくれるかも(自称ジャニーズ系だけに)

「この『ジョージタウン』がオープンしたのは`99年のこと。もともとは『ガスライト』というステーキ&バーの店だったのですが、全面的に改装いたしまして現在のようなスタイルになりました。ですから、店舗の歴史は2年弱といったところです。まあ、当秋葉原ワシントンホテル自体は昨年でちょうど20周年(矢部注:正確には1980年の7月7日に開業)を迎えたくらい歴史は古いんですけどね」

――秋葉原でバイキングというのは、かなりアメージングな印象がありますが、最初からそういうコンセプトで改装→開店したのですか?

「はい、そうです。じつはランチバイキングは5年ほど前、つまり『ガスライト』時代からやってたんですよ。これがお客様から非常にご好評でしたので、『ジョージタウン』でも継続してやろうと。そんなわけで、店内は最初からバイキングを考慮して設計してあります。バイキング用のカウンターを急ごしらえで設置したわけではございませんので、スムーズに料理を取っていただけると思いますよ」

――店内はとても広いですが、ぜんぶで席はどれくらいあるのですか?

「ぜんぶで188席ですね。奥にはカラオケを完備した広い個室もございまして、パーティーやご宴会のご予約も可能です」

――あの、たとえばバイキングで力いっぱい食べたあと、腹ごなしにカラオケで熱唱するってアリですか?

「え? 前日までにご予約していただければ一応可能ですけれど……。アナタ、すごいこと思いつきますね」

――どういたしまして。さて、それではバイキングのメニューについて。品目はどれくらいあるのですか?

「ジョージタウンでは20種類以上の品目を、基本的に日替わりでお出ししております。「基本的に」と申し上げましたのは、人気の高いメニューになると同日中にソールドアウトする可能性が高く、時間で料理が替わることもあるからです。そういう意味では来店されるなら早い時間、あるいは思いきって遅い時間のほうがよろしいかもしれませんね。なにはともあれ、毎日とはいわなくても、週に何度もお見えになられても飽きないような、バランスのいいメニューを心がけております」

――ちなみにイチバン人気の料理ってなんですか?

「そうですねぇ……やはりお肉のメイン料理でしょうか。ローストビーフ、ステーキ、しゃぶしゃぶなど日によって違いますが、いつも確実に列はできますからね。他ですと企画モノかなあ。いやね、ときどき混ぜごはんやギョウザなんてレギュラーではないメニューをお出しするのですが、そういう時って不思議なことに、はじめて来店された方でも必ずお皿に取る。(笑) ホントみなさん嗅覚が鋭いですよ」

――そういうスペシャルメニューってどれくらいの間隔で盛りこまれるんですか?

「不定期、としかいいようがないですね。オープンした当初の頃は、週がわりで『九州のうまいものバイキング』ですとか、『エスニック料理バイキング』と企画をやってはいました。でも、現在は日替わりになったぶん、メニューの入れ替わるサイクルが複雑化しましたからね。こればかりはご来店されてのお楽しみという感じでしょうか」

――お客様はどんな方が多いですか?



フロアのサービスを担当する加藤聖子さん。ちょっとシャイで、笑顔のかわいい19歳です。男性読者は「ウェブでみたより美人ですね」といってみよう。それ以上の会話は私が許さん!

「以前は近隣の会社の方がメインでしたが、昨年末にテレビ番組の某「アド街ック天国」でご紹介されて以来、ご家族連れ、ご年配の方など幅広い層のお客様にご利用いただいております。ウチね、残念ながらランチスポットとしての知名度は高くないんですよ。やっぱり秋葉原のメインストリートは中央通りですから、なかなかこちらのほうには足を運んでもらえないようでして……。しかも、ワシントンホテル自体はビジネスマンの方々から圧倒的にご愛顧いただいているのに、宿泊のお客様もジョージタウンをご利用されることはあまり多くないんです。一度いらした方はだいたいリピーターになっていただけますので、いまのところ穴場的なランチスポットなのでしょうね」

――なるほど。すこし話が変わりますが、業界で俗に「ハンター」と称される食べ放題マニアの洗礼はもう受けられました?

「もしかしたらご来店されてるかもしれませんが、あまり気付かないです。そうそう、話がすこしズレるんですけど、当ホテルの飲食部門の取引先に、もとバスケで国体までいったヒトがいるんです。彼がね、バイキングにつられて時々隠れて食べに来るんですよ。本人は目立たないように召し上がっていらっしゃるつもりなんでしょうけど、身長が190センチ以上あるからすぐわかる。(笑) 目が会うと「こんなに食べちゃってスイマセン」とバツの悪い顔をするんですが、むしろそういう大食漢のほうがありがたいですね。彼がお代わりで席を立つたびに、周りのテーブルのお客様に「遠慮しないで食べていいんだな」と安心感を与えていただいてるようなものですから。……サスガに毎日だと困りますけど」

――お代わり自由というのがバイキングの醍醐味ですからね。で、じっさいのところ、料理をたくさん食べるコツってなんでしょう?

「……アナタ、すごい質問しますね。うーーーーーーん、なんだろう、思いつかないなあ。たくさん食べる、山盛り……あっ、そうだ! コツというわけじゃないんですが、こんなお客様がいますよ。大きなお皿にサラダ類だけ山盛りにして席につくタイプ。ようするにサラダバーとして当店を利用されているんですね。たしかに外食ばかりだと野菜不足になりがちですから、これは見習うべき上手な活用法ではないでしょうか。あとは……わりと女性に多いのですが、同じジャンルの料理で統一される方かな。たとえばサラダ→イタリアン系のサイドディッシュ→パスタ→デザート山盛りというふうに、あたかもレストランのランチコースみたいな取り方をされるんです。なるほど、これはスマートだ!と正直いって感心しましたね。たくさん食べていただくのがバイキングの真骨頂ですが、こうやって工夫して食事していただけると、なんだか当方としてもうれしくなりますよ」



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