ターボリナックス ジャパン(株)は、国内5拠点でSI事業を展開する東京アプリケーションシステム(株)(以下TASC)の新しい社内情報管理システムが、Windows NTおよびNetWareベースのシステムから、Turbolinux ServerをOSとするシステムに移行したと発表した。同社の社内組織が、各拠点中心から事業部制に変更したのを機に、分散していた情報の一元管理と、各拠点からアクセスできる情報サーバ構築の必要性が生じたという。
新しいシステムは、各種ドキュメントを保存・共有するファイルサーバ、「Lotus Domino R5 for Linux」をベースに自社開発した、社内業務や品質管理を行なう業務サーバと、ネオジャパン(株)の「iOffice2000 for Turbolinux」によるグループウェア・メールサーバで構成され、いずれもTurbolinux Serverを搭載したNECのExpress5800上で稼動している。(システム構成図)
TASCでは、現在Windows 2000 Serverベースで構築している他の業務システムについても、Apache、PostgreSQL、PHPなどによるTurbolinuxベースのシステムに移行する予定。 ターボリナックスジャパン(株)のビジネスパートナーでもある同社は、今回の社内システム構築の経験・ノウハウを活用して、TurbolinuxベースのSI事業並びにサポート・教育を積極的に展開する計画だという。
