発表済みだが発売前の製品群
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| キャノンは「IXY DIGITAL 300」とともに、「PowerShot A10／A20」も強くアピールしていた。 |
すでに製品発表が済んでいて、発売が待たれるという製品に関しては、ファンにとっては絶好の"初めて触る機会"になった。さらにハイエンド一眼レフデジタルカメラのニコン「D1H」「D1X」に関しては、店頭においてもそうそう手に取れる製品ではないだけに、これを機会とばかりにいじっている参加者が多かった。同様に、発売間近の製品としては、キヤノンの「IXY DIGITAL 300」「PowerShot A10／A20」などにも多くの人だかりができており、参加者の関心の高さをうかがわせた。
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| リコーの「RDC-i500」は同社の「RDC-7S」とほぼ同じサイズながらCFスロットに通信カードを装着してメールの送受信が可能。 |
IXY DIGITALの強力なライバルとなりそうな京セラ「FineCame S3」も、実際に手にとってみないとその大きさがわからないだけに、ショーのような実際に触れる機会は貴重だ。実際に持ってみると、IXY Digitalよりもひとまわり小型のボディは非常にコンパクトに感じる。このコンパクト感は、IXY DIGITAL 300がIXY DIGITALと比べてひとまわり大きいだけなのに、持ち比べるとかなり大きいというイメージを抱くのとは正反対に、IXY DIGITALと比べてかなり小さいという印象を受ける。
また、リコーの「RDC-i500」なども発売直前ということもあってデモに力が入っていた(手持ちのP-in Comp@ctを入れたのだが残念ながら電波状態により通信できず)。
ひとつ残念なのはコンパクト＆スタイリッシュデジタルカメラ製品群(IXY DIGITALやFineCame S3、PENTAXの名称未定機など)が並んでいるところを見ると、売れセンの小型機である「Cyber-Shot DSC-P1」を擁し、低価格版である「Cyber-Shot DSC-P50／P30」の発売を控える(4月10日)ソニーが出展していないのは少々物足りなく思える。
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| かなり目立っていたのが着せ替えシールの「CAMEDIA C-1」。店頭でもこのシールをつけた状態でディスプレイされると注目を浴びそうだ。 |
最新機種とはいえ入門機にあたるので目立たないと思いきや、オプションシールで派手なボディデザインに変身できることを大きくアピールして注目を浴びていたのがオリンパスの「CAMEDIA C-1」。肝心のピンクの花柄(通称フラワーパワー)のサンプル機は展示しておらず、ブルーのハイビスカスやアニマルプリントだったのだが、デジタルカメラとは思えないボディカラーはかなりインパクトがある。
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| 10倍ズームレンズを装備するにもかかわらず、コンパクトに収まった「CAMEDIA C-1」。いざというときに10倍ズームは重宝するだろう。 |
また、オリンパスの最新製品である光学10倍ズーム付き211万画素デジタルカメラ「CAMEDIA C-800 UltraZoom」の注目度は非常に高い。ただし、同社の「CAMEDIA C-2100 UltraZoom」に搭載しているような光学手ぶれ補正機能を搭載していないだけに、望遠側でのシャッター速度の低下(＝手ぶれの起こしやすさ)は実際に使ってみないとわからないだろう。
