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飛び出すリカちゃんから、146cmのザクまで――2001東京おもちゃショー

2001年03月23日 22時27分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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これまでの“2001東京おもちゃショー”レポートでは、ハイテク玩具を中心にお伝えしてきたが、おもちゃで忘れてはならないのがキャラクター商品。ここでは一風変わったキャラクター新商品を紹介しよう。

立体メガネで見る“飛び出すリカちゃん”

タカラといえば“リカちゃん”。それが証拠に、タカラブースの正面入口を進むといちばん最初に目に入るのがリカちゃんシリーズの展示コーナーなのだ。そこではリカちゃん人形はもちろんのこと、立体フルCGのリカちゃん映像が大スクリーンで紹介されている。

タカラはビジュアルサイエンス研究所と共同で、リカちゃんのフルCG映像による立体シアター『リカちゃん不思議な海の物語』を共同制作、ブースではその一部が鑑賞できるようになっている。『リカちゃん不思議な海の物語』は、リカちゃん人形がおもちゃ箱から飛び出して、海の世界を冒険する物語。上映時間は10分で、5月より全国の遊園地やアミューズメント施設、デパート催事場など200ヵ所以上で興行されるという。

リカちゃん
立体フルCGのリカちゃん映像。立体映像のため、きちんと見るには専用3Dメガネが必要で、メガネをかけていないとこのような映像となる。決して記者のカメラの腕が悪いわけではない。会場ではきちんと3Dメガネをかけて、飛び出すリカちゃんをお楽しみください

またタカラは、マイク一体型ホームカラオケシステム『e-kara』をはじめとするTVに接続して楽しめるハード/ソフト一体型商品“Plug It!”シリーズも展示している。『W-05 グラディオン』は、4月6日より放映スタートのTVアニメ『電脳冒険記 ウェブダイバー』に登場するロボットのおもちゃで、TVのAV端子につなげると、TV画面にグラディオンが表示され、手元のグラディオンを変形させると、画面上のグラディオンも同じように変形するというものだ。さらにファイターモードでは、手元のグラディオンの背中にあるボタンを操作することで、TV画面でシューティングバトルゲームを楽しめる。4月26日発売で、価格は7980円。

グラディオンTVにつないで楽しめる『W-05 グラディオン』。写真はシューティングバトルゲームの様子
ガンこちらは拳銃タイプのコントローラーをTVにつなげてガンシューティングゲームを楽しめる『ガンガンアドベンチャー』。拳銃コントローラーの先端にTV画面の走査線の位置を感知するセンサーを内蔵しており、このセンサーが得た情報をコントローラー本体が処理し、ゲームを進める仕組みとなっている。価格は5980円

もうひとつの注目ザクは20万円

バンダイは、話題沸騰の“歩くザク”のほかに、もうひとつの気になるザク、1/12スケールの巨大プラモデル“SUPER SCALE HYBRID MODEL”『MS-06F ZAKU II 1/12 scale』を展示している。幅90×奥行き50cm×高さ146cm。展示されているのはモックアップだが、実際はプラスチック素材となり、組み立て完成時の重量は20kg程度になる見込み。この『MS-06F ZAKU II 1/12 scale』は、8月26日に東京ビッグサイトで開催されるキャラクターイベント“C3PRE(シー・スリー・プレ)”(http://www.c3-club.com/)会場で発売される。価格は20万円。

1/12ザク146cmのザク『MS-06F ZAKU II 1/12 scale』。ちなみに歩行はできません

コナミは、動物占いをモチーフにした人間関係発見携帯ゲーム『アニマルマニア mini』を展示している。これは、現在『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載中の玖保キリコ氏の動物占いマンガ『アニマルマニア』をゲーム化したもの。生年月日と血液型を入力すると動物占いによる判定が行なわれ、さらに性格テストに回答することでユーザーのパーソナルデータが蓄積され、ユーザーの性格や運勢を分析できる。赤外線通信機能も搭載しており、他のユーザーのアニマルマニア miniとデータ交換をして相性診断も行なえる。今夏発売で、価格は未定。

アニマルマニア
動物占いをモチーフにした携帯ゲーム『アニマルマニア mini』

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