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CyrixIIIの“CPUクーラー付きリテールボックス”が突然登場

2001年03月21日 23時39分更新

文● Jo_Kubota

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Cyrix IIIリテールボックス

 市場に出て数カ月経過するも、流通しているのはバルク版のみ。そんな状況だったVIA Cyrix IIIリテールボックス品の流通が突然始まった。Cyrixブランドのリテール品といえばMII以来久々となる。しかもMIIの時はCPUクーラーは付属してなかったため、“CPUクーラー付き”のリテールボックス品となると…。おそらくCyrixブランドでは初登場であり、それだけでなかなかサイリッカーの心をくすぐりそうな逸品である。



Cyrix III-667MHz

 今回登場したのは600MHz(100MHz×6)と667MHz(133MHz×5)の2製品。CPUコアは“Samuel1”のもようとなっている。中身を確かめられなかったが、Cyrix初のリテールクーラーがどんな形状なのか非常に興味があるところだ。かつてバルク品に付属したことのあるCyrixロゴ入りのCPUクーラーと比較してみるのもオツかもしれない。なお、パッケージはIntelやAMDのリテールボックスとほぼ同じ大きさである。



MIIリテールボックス
ちなみにこれがMIIのリテールボックス。メーカー製のメモリが入っているケースとほぼ同じ大きさで、もちろんCPUクーラーの入る余地はない
アラビア語の紹介文
アラビア語の紹介文

 パッケージの色合いはIntelやAMDのものに比べてかなり派手。また、パッケージ裏面の紹介文にアラビア文字版があり、これはIntelやAMDには見られないものだ。世界の6つの公用語の1つである以上、アラビア語が記載されているのは驚くべきではないのかもしれないが……。



VIAのロゴ入り
ロゴ入りのビニールでパッケージングされている

 気になる価格は600MHzが5980円(OVERTOP)、6500円(高速電脳)で、667MHzが5980円(コムサテライト2号店)、6180円(OVERTOP)、6800円(高速電脳)。



【取材協力】

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