オリンパス光学工業(株)は、光学10倍ズームレンズを搭載したコンパクトな211万画素デジタルカメラ「CANEDIA C-700 Ultra Zoom」を発表した。
光学10倍ズームレンズを装備する「CAMEDIA C-700 Ultra Zoom」。デジタルズームと併用すれば27倍(35mmフィルム換算1000mm相当)の高倍率が得られる。 |
CAMEDIA C-700 Ultra Zoomは、コンパクトなボディにもかかわらずf=5.9~59mm(35mm換算38~380mm)の光学10倍ズームレンズ(F2.8/3.5)を搭載するのが特徴。なお、同社の「CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom」のような光学式手ぶれ補正機能は搭載していない。
撮像素子は211万画素の1/2.7インチCCDで、記録解像度は1600×1200ドット、1280×960ドット、640×480ドットの3種類。記録メディアにはスマートメディアを採用。背部に1.5インチ液晶モニタを装備するほか、ビューファインダにも0.55インチ液晶を搭載。インターフェイスはビデオ出力およびUSBで、USBストレージクラスに対応する。CCD読み出しとメモリへの画像書き込みの高速化により、約1.5コマ/秒で連写が可能。
本体はコンパクトなサイズで、同社の「CAMEDIA C-2040ZOOM」や「同 C-3040ZOOM」と比べてもそれほど大きくは感じない程度。 |
電源はリチウム電池パック「LB-01(CR-V3)」2本、もしくは単3乾電池(アルカリ/ニッケル水素/リチウム)×4本で、LB-01使用時には連続4000枚以上の撮影が可能。
本体サイズは107.5(W)×77.5(H)×76(D)mm、重量は310.5g。8MBスマートメディア、USBケーブル、LB-01(CR-V3)×1などが同梱される。
価格は7万5000円で、4月下旬発売。
オプションとして、ワイドコンバージョンレンズ「WCON-08」(1万7000円)やマクロコンバージョンレンズ「MCON-40」(1万1000円)などが用意される(いずれもコンバージョンレンズアダプタ「CLA-4」、2000円が必要)。
オリンパス光学工業(株)
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