米Sony Electronicsは、1024×768ドット表示の12.1インチTFT液晶を搭載する薄型B5ノート「VAIO R505 SuperSlim Pro」を米国内で販売開始した。
今回発表されたモデルは、Mobile PentiumIII-850MHzを搭載する「R505TS」「R505TSK」および同-750MHz搭載の「R505TE」「R505TEK」の計4モデル。R505TS/R505TSKは、メインメモリを128MB搭載し、最大384MBまで拡張可能。HDDは20GB。R505TE/R505TEKはメインメモリを64MB搭載し、最大320MBまで拡張可能。HDD容量は15GBとなる。そのほかの仕様は共通で、チップセットはi815EMを採用し、画面表示はチップセット内蔵のビデオ機能を利用する。本体にはPCカードスロット(TypeII)×1、USB×2、i.LINK×1、マジックゲート対応メモリースティックスロット×1を装備し、通信機能は56kbpsモデムに加え、10BASE-T/100BASE-TX対応のLAN機能も内蔵する。本体サイズは約279.4(W)×238.8(D)×25.4(H)mmで、重量は約1.7kg。OSはR505TSおよびR505TEがWindows Millennium Editionを採用し、R505TSKおよびR505TEKはWindows 2000 Professionalモデルとなる。
FDDや光メディアドライブは本体に内蔵しないが、FDD、シリアル、パラレル、CRT端子に加え、CD-RW/DVDのコンボドライブあるいはDVD-ROMドライブのいずれかを内蔵する2タイプのドッキングステーション「SlimDock」がオプションで用意されている。
価格はR505TEが2499.99ドル、R505TEKが2599.99ドル、R505TSが2999.99ドル、R505TSKが3099.99ドル。SlimDockは、CD-RW/DVDコンボドライブモデル「PCGA-DSM5」が599.99ドル、DVD-ROMドライブモデル「PCGA-DSD5」が399.99ドル。
なお、R505 SuperSlim Proと同等の日本向けモデルの発売は未定。
製品名 | R505TE | R505TEK | R505TS | R505TSK |
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CPU | Mobile PentiumIII-750MHz | Mobile PentiumIII-850MHz | ||
メモリ | 64MB | 128MB | ||
液晶 | 12.1インチ | |||
解像度 | 1024×768ドット | |||
HDD | 15GB | 20GB | ||
CD-ROM | - | |||
通信 | モデム/LAN | |||
サイズ | 約279.4(W)×238.8(D)×25.4(H)mm | |||
重量 | 約1.7kg | |||
OS | Windows Me | Windows 2000 | Windows Me | Windows 2000 |
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