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アイ・オー、画像を立体視できるキットなどを発表

2001年03月19日 23時44分更新

文● 編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は19日、立体視3D画像を生成できるキット『PLAY3DPC』、USB対応DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ『CDRWD-i1210J/USB』、16MBのSDメモリーカード『PCSD-16MS』を発表した。

自分で撮影した画像も立体視できる

『PLAY3DPC』
『PLAY3DPC』
液晶メガネ用画像インターレース表示(低画質モード)
液晶メガネ用画像インターレース表示(低画質モード)

『PLAY3DPC』は、自分で撮影したりインターネットからダウンロードしたりした画像を、液晶メガネ、赤青メガネ、裸眼で見られる立体視画像に加工するキット。1枚の画像から、さまざまな種類の立体視3D画像を生成できる。付属の立体視画像エディター『デジカメ3Dエディタ』に取り込んだ画像は自動的に立体化されるが、不自然な立体個所は手動で修正する必要がある。



赤青メガネ用画像
赤青メガネ用画像

作成した立体視画像は、サムネイル表示が可能な『3Dイメージエクスプローラ』で、スライドショーなどの形で見ることができる。インターレース表示(低画質モード)とノンインターレース表示(高画質モード)の2種類の液晶メガネ用画像、赤青メガネ用画像、裸眼平行法モードと裸眼交差法モードの2種類の裸眼立体視画像と、合計5種類の立体視画像が表示できる。



裸眼平行法用画像
裸眼平行法用画像

液晶メガネ用画像は2枚の画像を合成してあり、液晶メガネの高速な液晶シャッターで右目に見せる画像と左目に見せる画像を切り替えることによって、自然な立体視を楽しめるという。液晶メガネには、USB端子から電力を供給する。



裸眼交差法用画像
裸眼交差法用画像

また、Direct3D対応ゲームの立体化ユーティリティー『VRCaddy ME』によって、ほとんどのDirect3D対応ゲームを立体視できるという。

パッケージ構成は

  • 立体視画像エディタ『デジカメ3Dエディタ』
  • 立体視画像ビューワー『3Dイメージエクスプローラ』
  • フォトレタッチソフト『PIXIA』
  • Direct3Dゲーム用立体化ユーティリティー『VRCaddy ME』
  • 液晶メガネ 2式
  • 赤青メガネ
  • 補助電源USBケーブル

などとなっている。

対応機種はIBM PC/AT互換機とPC-98NXシリーズ、対応OSはWindows 98/98SE/Me、動作環境はCPUがCeleron-233MHz以上(300MHz以上推奨)、メモリーは64Mバイト以上(128MB以上推奨)、ビデオメモリーが2MB以上(4MB以上推奨)。また、液晶メガネを使用する場合は、CRTディスプレーとグラフィックスカードが共に解像度800×600ドット以上/16bitカラーが出力可能で、垂直リフレッシュレートが100Hz以上出力可能でなければならない。液晶ディスプレーでは、液晶メガネは使用できない。

価格は1万8000円で、出荷予定は4月上旬。

“Just Link”搭載USB接続コンボドライブ

『CDRWD-i1210J/USB』
『CDRWD-i1210J/USB』

『CDRWD-i1210J/USB』は、DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ。バッファーアンダーエラーを防ぐ“Just Link”機能を搭載しており、CD-R書き込みに失敗する確率が低くなっている。最大でDVD-ROM読み込み8倍速、CD-ROM読み込み32倍速、CD-R書き込み12倍速、CD-RW書き込み10倍速の速度で読み書きが可能。

ただし、USB接続の場合は転送速度の制限から、CD-ROM読み込みは最大6倍速、DVD-ROM読み込みは最大0.6倍速となり、DVDビデオを再生するとコマ落ちや音飛びが発生するという。もっとも、『CDRWD-i1210J/USB』にはマルチインターフェースに対応する“i・CONNECT”が装備されており、ケーブルを交換することでIEEE1394や、将来はUSB2.0などの高速なインターフェースに接続できる。

同製品には、(株)ビー・エイチ・エーのCD-R/RWライティングソフト『B's Recorder GOLD for Windows』、パケットライトソフト『B's CLiP』、サイバーリンク(株)のソフトウェアDVDプレーヤー『Power DVD VR-X』が付属する。

対応機種はUSBポートを実装、またはUSBカードを搭載したPentium-166MHz以上(MMX Pentium-266MHz以上推奨)のIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。対応OSはWindows 98(SP1以降)/98SE/Me/2000。本体サイズは幅162×奥行き240×高さ48mmで、重さは約1.8kg。価格は3万9000円で、3月下旬出荷予定。

16MBのSDメモリーカード

『PCSD-16MS』は16MBの容量を持つSDメモリーカード。SDメモリーカードはSDMI(SecureDigitalMusicInitiative)規格に準拠した著作権保護機能に対応している。また、プロテクトスイッチによって、誤消去を防止する。

本体サイズは幅24×奥行き32×高さ2.1mmで重さは約2g、容量は16MBで消費電流は最大80mA。価格は5800円で、3月末出荷予定。

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