単なる省スペースPCにとどまらないレイアウトの自由度の高さを持つ
PCV-LX81/BPはすぐれたインターフェイスを持つだけでなく、コンパクトなボディとデジタル液晶モニタの組み合わせによる設置の自由度の高さも使いやすさに貢献している重要なポイントだ。しかもPC本体と液晶モニタは映像信号、電源、音声信号に加え、液晶台座部に用意されたキーボードとマウスのためのPS/2ポート用の信号も、すべて1本のケーブルで伝えているため、購入時の設置は非常に簡単に行える。
キーボードは液晶台座部分に重ねて置けるようになっているので、液晶パネルを傾けてペン入力を行うときにも邪魔にならない。ワンタッチでWebブラウザを起動したりメールの受信を行うなどの機能を割り当てられる「プログラマブルパワーキー」は、キーボードの右サイドに備わるので、この状態でも操作可能だ。 |
ソフトウェアについては上記のペイント&フォトレタッチソフトや音声認識ソフトのDragonSpeech Partner 5.0以外に、DV動画の取り込みと簡易編集が行える「DVgate Ver.2.2」などのPCを楽しく使えるVAIOオリジナルソフト類に加え、Office 2000 Personal(SR-1)もプリインストールされている。OSにはWindows Millennium Editionを採用し、実用から遊びまでのホームユースに幅広く活用できるマシンだ。
汎用性が高く遊びにも仕事にも使える奥行きの広さを、レイアウトの自由度の高いコンパクトなボディにまとめたPCV-LX81/BPは、その秀逸なインターフェイスの搭載と相まって非常に洗練された完成度の高さを持つマシンだ。価格はオープンプライスながら、基本スペックを前モデル「PCV-LX80/BPK」からほぼ継承することで、実売価格は20万円台後半に抑えられており、無難な選択肢として誰にでもお勧めできるPCである。
CPU | PeniumIII-866MHz |
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メモリ | 128MB |
ビデオ | SiS630 |
HDD | 40GB |
CD-RW | R8倍速/RW4倍速/CD32倍速 |
通信 | モデム/LAN |
OS | Windows Millennium Edition |
モニタ | 15インチTFT液晶 |
Officeアプリ | Office 2000 |