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ZEROがゼロじゃなくなる日

2001年03月13日 17時10分更新

文● 高島茂男

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ゼロ(株)は12日、同社が提供している接続料無料のインターネット接続サービス“ZEROサービス”を、4月1日に有料サービスへ移行すると発表した。既存の会員については、5月1日から有料化される。

同社は、月150時間まで接続料が無料となるサービス“150時間プラン”と、年会費3800円でつなぎ放題のプラン“NEWバリュープラン”を展開していた。

しかし、ADSLに代表されるブロードバンド対応の設備投資に費用がかかり、必要最低限の収益をあげるためにそれらのプランを廃止し原則有料化を決断したという。

ゼロがサービスを開始する際に、目標として示されたのは初年度会員数150万人だった。ところが、実際には第3四半期終了時点(昨年12月末)で約16万人と目標に遠く及ばない結果となっていたのも、有料化に踏み切らざるをえなくなった原因と思われる。ちなみに、同じく接続料無料のサービスを展開している(株)ライブドアの“livedoor”は昨年12月末で70万人を超えるユーザーを集めていた。

原則有料化された後の料金は、もっとも安価な料金プラン“ゼロプラン”で、8:00~20:00の時間帯が無料、20:00~8:00が1分あたり3円となっている。

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