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凸版印刷と英アーム、ARMコアの設計サポートなどで提携

2001年03月12日 18時00分更新

文● 編集部 今井睦俊

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凸版印刷(株)とアーム(株)は12日、都内で記者発表会を開催し、凸版印刷と英アーム社が“ARM テクノロジ・アクセス・プログラム”(ATAP)を締結したと発表した。これを受け、凸版印刷は、日本国内で最初の“ARM認定デザイン・パートナー”としての活動を開始するという。

デザイン・パートナー認定プレートの授与式の様子
英アームから凸版印刷へのデザイン・パートナー認定プレートの授与式。左からトッパン・テクニカル・デザインセンターの市川共興社長、同滝澤正文取締役部長、英アームのデビッド・ルイス(David Lewis)ATAPプログラムマネージャー

今回のATAP締結により、凸版印刷は、日本国内の半導体メーカーなどに対し、英アームのマイクロプロセッサーコア(ARMコア)を搭載したデバイスの設計サービスを提供可能になるという。実際の設計は、凸版印刷の完全子会社である(株)トッパン・テクニカル・デザインセンターが行い、凸版印刷が半導体製造に用いるフォトマスクの製造から納入までをサポートするとしている。凸版印刷は、ATAPに沿った業務を4月に開始し、年度内に10件以上の設計サポートの受注を目標にしている。なお、凸版印刷は、印刷製版技術をベースに、フォトマスク/プリント配線/CRTディスプレー用シャドウマスク/LCD用カラーフィルターなどの電子部品の製造を行なっており、同社のエレクトロニクス事業本部の売上(2000年3月期)は、約1400億円程度で、全社の売上の15パーセントを占めるという。

一方、英アーム社は、IP(Intellectual Property:半導体集積回路設計資産)プロバイダーであり、ARMコア(組込み用32bitRISCプロセッサー)やシステムLSIなどの設計情報を、半導体メーカーにライセンス供与しているという。また、ATAPは、半導体メーカーの系列に属さない独立型デザインセンターに対して、設計フロー/トレーニング/開発技術力などを審査し、同社のデザイン・パートナーとして認定するもの。認定を受けたデザインセンターは、英アームの製品群の設計情報などを供与されるという。今後、英アームは、日本国内の認定デザインパートナーを、凸版印刷のほかに、5社程度増やすとしている。

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