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米NS、2001会計年度の第3四半期は4890万ドルの黒字

2001年03月09日 19時27分更新

文● 編集部

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ナショナル セミコンダクター ジャパン(株)の9日付けの発表によると、米ナショナル セミコンダクター社は現地時間の8日、2001会計年度第3四半期(2000年11月27日~2001年2月25日)の業績を発表した。それによると、売上高は前年同期比13%減の4億7560万ドル(約568億7225万円)、純利益は前年同期比51%減の4890万ドル(約58億4746万円)となった。

純利益には、同四半期中のInnoCOMM買収に伴う進行中の研究・開発費に対する1210万ドル(約14億4692万円)の税引き前一時的費用が除外されている。この一時的費用を含めた場合の純利益は3920万ドル(約46億8754万円)となる。

半導体市場の全般的な低迷の中で、同社は同四半期に49%の粗利益率を達成し、利益を確保した。この要因として、同社が知的所有権を持っていること、価格低落の影響を受けにくいアナログ製品の品目数の増加、製造効率の維持があげられる。

同四半期の受注は、直前期比で30%減、受注が好調だった前年同期と比べた場合には38%減となった。受注は1月までの3ヵ月間、連続して減少したあと、2月には上昇に転じた。

しかし、第4四半期の見通しについては、直前期比で売上高が10%の減少になると予測している。粗利益率も工場稼動率の低下により約5%の低下となる可能性があるという。

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