(株)ISAOは8日、関連企業の(株)ドリームコールと共同でインターネット電話サービス“DreamCall”(ドリームコール)を15日に開始すると発表した。
“DreamCall”はパソコンから一般の加入電話や携帯電話に電話をかけられるツール。通話可能範囲は、国内だけでなく海外200カ国以上を対象としている。また、米Innomedia社のVoIP(Voice over IP)技術を導入することで、通話音質を向上させたという。
通話料金は、
- パソコンから国内一般電話
- 30秒ごとに一律5円
- パソコンから携帯電話やPHS
- 30秒ごとに一律10円
- パソコンから海外主要30カ国の一般電話
- 30秒ごとに一律10円
- パソコンから海外携帯電話
- 各国ごとに個別料金
となっている。
また、“DreamCall”と同時に提供される“Ch@bCall”(チャブコール)を利用すれば、“Ch@bCall”をインストールしたパソコン間なら無料で通話できる(プロバイダーへの接続料金と、アクセスポイントまでの電話料金を除く)。
“DreamCall”と“Ch@bCall”はコミュニケーションソフト『DreamPassport for PC ver.2.11』に含まれており、ISAOのウェブサイト(isao.net)から無償でダウンロードできる。『DreamPassport for PC ver.2.11』の推奨動作環境は、
- 接続環境 フレッツ・ISDNなどの常時接続環境を推奨
- 対応OS Windows95/98/NT4.0/2000(Windows Meは動作保証外)
- CPU Pentium 133MHz以上
- メモリー 32MB以上(64MB以上推奨)
- HDD空き容量 26MB以上(56MB以上推奨)
- その他 28.8kbps以上のモデム、IE4.01以上
となっている。
ドリームコールでは、2001年上期をめどに“DreamCall”のドリームキャスト対応版をリリースする予定。今後は法人向けサービスなども展開していくとしている。