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NEC、無線Hub内蔵のCATV/ADSL対応ブロードバンドルーターを発表

2001年03月08日 17時05分更新

文● 編集部

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日本電気(株)(NEC)は8日、“WARPSTAR(ワープスター)シリーズ”の新製品として、CATVケーブルモデム/ADSLモデム接続用の『AtermWL20R&WL11UワイヤレスLANセット』、『AtermWL20R&WL11CワイヤレスLANセット』、『AtermWB20R』を発表した。いずれも価格はオープンで、同日に販売を開始する。予想価格は、同UワイヤレスLANセットが4万5000円程度、同CワイヤレスLANセットが5万円程度、WB20Rが2万円程度。対応OSは、Windows 98/Me/2000。

Atermの新製品の写真
『AtermWL20R』(左)、『AtermWL11U』(中央)、『AtermWB20R』(右)、『AtermWL11C』(手前)

AtermWL20R&WL11UワイヤレスLANセットは、無線LAN対応のブロードバンドルーター『AtermWL20R』と、USB対応の無線LANアダプター『AtermWL11U』をセットにした製品。

AtermWL20Rは、WAN用に10BASE-TのLANインターフェースと、LAN用にIEEE802.11b規格の無線LANインターフェースを装備する。最大10台のパソコンと接続可能な無線Hub機能を内蔵し、ポートアドレスを変換する“アドバンスドNAT機能”、IPアドレスを自動で割り当てる“DHCPサーバー機能”などを搭載する。また、セキュリティー機能として、パケットデータを暗号化する“WEP機能”、登録外のMACアドレスからのアクセスを拒否する“MACアドレス・フィルタリング機能”、インターネットとパソコンの論理的なコネクションを切り離す“アクセスマネージャー機能”などを搭載する。さらに、LANインターフェースとして使用可能なUSB端子を装備する。本体サイズは幅70×奥行き157×高さ181mmで、本体重量は約550g。一方、AtermWL11Uは、USBに対応したIEEE802.11b規格の無線LANアダプター。伝送方式としてDS-SS方式を採用し、伝送速度は11/5.5/2/1Mbps。伝送距離(11Mbpsの場合)は、屋外が50m、屋内が25m。電源はパソコンからUSBで供給。本体サイズは幅63×奥行き88×高さ146mmで、本体重量は約180g。

AtermWL20R&WL11CワイヤレスLANセットは、AtermWL20Rと、PCカード型の無線LANアダプター『AtermWL11C』をセットにした製品。AtermWL11Cは、Type IIのPCカードスロットに挿入可能な無線LANアダプターで、無線LANインターフェースの仕様は、AtermWL11Uと同一。本体サイズは幅54×奥行き119×高さ9mmで、本体重量は約60g。

AtermWB20Rは、AtermWL20Rから無線LANインターフェースを除外したブロードバンドルーター。USBインターフェースによりパソコンとLAN接続するという。また、Type IIのPCカードスロットを装備するため、AtermWL11Cを挿入すれば、無線Hubとして動作可能としている。そのほかの仕様は、AtermWL20Rと同一。

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