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日本IBM、企業向けクライアント『NetVista A40』6モデルを発表

2001年03月08日 16時33分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は7日、企業向けクライアントパソコン『NetVista(ネットビスタ) A40』6モデル(6842-50J/52J/60J/62J/S2J/JA1)を発売したと発表した。併せて、同製品と2000年11月に発表した液晶ディスプレー一体型パソコン『IBM PC710』の2製品が、(財)日本環境協会が環境保全に役立つ商品として定める“エコマーク商品”に認定されたと発表した。

『NetVista A40』の写真
『NetVista A40』(6842-50J/52J/60J/62J/S2J/JA1)

『NetVista(ネットビスタ) A40』は、Pentium III-866MHz、および1GHzを搭載したスリムタワー型パソコンで、2000年8月に発表した『NetVista A40』(モデル6881)の後継モデル。最小構成モデル『6842-50J』の仕様はPentium 866MHz、810E2チップセット、64MBのSDRAMメモリー、30GBのUltra ATA/100対応のHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブとなる。OSはWindows 98 SE。本体サイズは幅88×奥行き260×高さ305mmで、重さは約5.0kg。電源はAC 100Vで、消費電力は最大82W。価格は15万5000円。

今回エコマークの認定を受けた『NetVista A40』では、環境に対する配慮として、本体部品の69%(重量比)にリサイクル可能な部品を採用した。本体の筐体および縦置き用のスタンドには、環境への影響度が低い非ハロゲン系難燃プラスチックを採用、また、塗装やメッキ、接着などを行なわず、できる限り単一のプラスチック素材を利用することで、リサイクルをしやすいよう配慮しているという。また、製品マニュアルには、すべて古紙配合率100%の再生紙を使用、梱包箱、緩衝材には、100%再生ダンボールおよび紙製緩衝材を使用している。そのほか、通常使用時における待機時消費電力の削減、奥行きを抑えた省スペースデザインの採用などを行なっている。

『IBM PC710』の写真
『IBM PC710』

『IBM PC710』では、本体および液晶ディスプレーのプラスチックに、環境への影響度が低い、非ハロゲン系難燃プラスチックを100%採用している。そのほか、製品マニュアルに古紙配合率70%以上の再生紙の使用、梱包箱と緩衝材には、100%再生ダンボールおよび紙製緩衝材の使用などを行なうとともに、通常使用時における待機時消費電力を約31~35%、電源OFF時の消費電力を1.2Wと約70%削減したという。

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