パーム コンピューティング(株)は7日、『Palm Computing m100』の上位機種として『Palm Computing m105』(パーム コンピューティング エムヒャクゴ)を9日に発売すると発表した。価格は2万4800円。
『Palm Computing m105』 |
『Palm m105』は新たに同梱される『MultiMail SE』ソフトによって、Eメールの送受信が可能になった。携帯電話との接続には赤外線、もしくはサードパーティー製の変換ケーブルを使用する。ただし、一部のPalm OSに対応していないプロバイダーには接続できない。『MultiMail SE』は付属のCD-ROMより、PC経由でインストールする。
『MultiMail SE』の主な機能は、
- SMPT/POP3/IMAP4の各プロトコルをサポート
- Palm OSのアドレス帳との統合
- 60KBまで最大メールサイズを設定可能
- カスタマイズ可能なメインメールビュー
- メール整理用に最大16のフォルダを設定可能
- 使用可能なユーザーアカウントは1つ
などとなっている。
メモリーは、『Palm m100』の4倍の8MBに増やされた。また、『Palm m100』ではクレードルは別売となっていたが、『Palm m105』には専用のHotSyncクレードルが付属する。OSは『Palm OS 3.5.1(日本語版)』を搭載している。それ以外の基本仕様に変更はない。
- CPU Dragonball EZ-16MHz
- メモリー 8MB(RAM)/4MB(ROM)
- ディスプレー 反射型モノクロ液晶(160×160ドット)
- 本体サイズ 幅79×奥行き118×高さ18mm
- 重さ 137g
- インターフェース シリアルポート、赤外線
- OS Palm OS 3.5.1(日本語版)
- 電源 単4乾電池2本(約2ヵ月間)
- 主な付属品 『Palm DeskTop Software』(Windows/Mac OSハイブリッド、『MultiMail SE』も含む)、HotSyncクレードル、Macintosh接続用シリアルアダプター
また、従来5色が販売されていた着脱式のフェースプレートに、豹柄の“Leopard”や木目調の“Burl Wood”などの14色が追加された(1980円)。
追加された14色のフェースプレート |
その他のオプションとして、USB接続キット『PalmConnect USB Kit』(4480円)(Windows用のドライバーは、パーム コンピューティングのウェブサイトよりダウンロード可能)、折りたたみ式キーボード『Palm Computingポータブルキーボード』(1万2800円)などが販売されている。