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日本IBM、視覚障害者向け文書作成支援ソフトを開発

2001年03月06日 18時04分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は6日、視覚障害者向けに、ワープロなどによる日本語文書作成を支援するソフトウェア『IReader』(アイリーダー)を開発したと発表した。同システムの評価実験を4月に開始する計画。

同ソフトは、日本IBM東京基礎研究所 スピーチ&アクセシビリティ・テクノロジーが、(株)学習研究社の協力を得て開発したもの。

従来の視覚障害者用システムでは、“きしゃ”を漢字に変換するとき、候補となる“記者”は“記録のキ、学者のシャ”のように、合成音声で読み上げられていた。この方法では、1つ1つの漢字の意味を説明しているため、漢字の知識がないと正誤の判断がつかず、生まれつき視覚障害があって漢字をあまり知らない場合などでは、判断できなかったという。

同ソフトでは、学習研究社から社会貢献活動として無償で提供された『ジュニアアンカー国語辞典』、『パーソナル現代国語』、『パーソナル英和』、『パーソナル和英』、『パーソナルカタカナ』を辞書データとして組み込み、熟語の意味を読み上げるシステムとした。辞典に収録された意味を利用し、“記者”であれば“新聞・雑誌・放送などの記事を書いたり、編集したりする人”と読み上げ、漢字が分からなくても判断し易くした。

日本IBM東京基礎研究所で開発された画面読み上げ技術、日本語形態素解析と辞書検索の技術、日本語音声合成技術(音声合成ソフト『ProTALKER 97』を同梱)などを組み合わせることで実現した。対応OSはWindows 98/Me。

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