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沖電気と松下通信、アイリス認識装置の開発・販売で提携

2001年03月06日 16時20分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)と松下通信工業(株)は5日、人間のアイリス(虹彩)を利用した金融および入退室管理システム向け個人認識装置の開発および販売について業務提携したと発表した。沖電気のアイリス認識処理技術と、松下通信のビデオカメラ技術や画像処理技術を組み合わせ、製品を共同開発し、日本国内やアジア、欧州、北米市場向けに販売していく。

第1弾として、4月に新しいアーキテクチャーを採用したアイリス認識装置を製品化し、両社でマーケティング・販売活動を開始する。また、第2弾として入退出管理システムを共同で製品化し、両社の持つ販売網を利用して、国内および海外向けに提供していく。

両社は、セキュリティーおよび個人認識市場におけるアイリス認識技術や製品の普及、さらにはデファクト化を目的に業務提携を行ない、両社の強みを活かし、ビジネスを展開するとしている。

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