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初回5000本にはグループウェアが無償添付

マイクロソフト、「Small Business Server 2000」を発売

2001年03月06日 16時54分更新

文● ASCII24 Business Center 高島茂男

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マイクロソフト(株)は6日、スモールビジネス向けのスイート製品「Small Business Server 2000 日本語版」(以下SBS 2000)を4月12日に出荷すると発表した。同製品は、昨日発表された「BackOffice Server 2000」が大規模向けなのに対して、従業員100名以下を対象としている。価格はオープンプライスで、推定小売価格28万7000円(5CAL付き)~。

SBS2000ロゴ
Small Business Server 2000

SBS 2000は、SBS 4.5からのバージョンアップ版にあたり、Windows 2000ファミリーの新コンポーネントに一新された。

  • Windows 2000 Server(SP1)
  • Exchange 2000 Server
  • Internet Security and Acceleration Server 2000
  • SQL Server 2000

初回限定5000本に「b(スモールビジネス) パワーアップキット」として、

  • グループウェア: Microsoft GroupBoard Version 1.0
  • 携帯電話ゲートウェイ: ExLook 2000 for Small Business Server 2000
  • ウイルス対策ソフトウェア無償提供クーポン

が無償で提供される。

ITベンダー向けの機能としては、Windows 2000が標準でもっている管理機能のほかに、日々のサーバステータスをレポートする機能やしきい値監視、ターミナルサービスによりリモート管理機能が提供され、パートナー企業によりサポートの手間を軽減できるとしている。


スモールビジネス市場に本格的に展開

同社の阿多親市代表取締役社長は、「これだけ集めました。安いでしょう。インストールも簡単でしょうではだめ。パートナーとの関係をきっちりと作っていかなければならない」と、これまでのスモールビジネス市場に対する事情展開の課題点を説明した。

昨年7月にはスモールビジネス市場に特化した「スモールビジネス事業部」を設け、ユーザーやパートナーに対して各種のリサーチを行なってきたという。その結果として出てきたのが、ユーザーへの啓蒙とパートナーとの関係強化という。

どこで製品を入手し、どこにサポートを依頼するのかといったパートナー情報を同社のWebサイトでユーザー向けに公開したり、パートナー向けに営業を支援する情報やツールを同社Webサイトに設けた「スモールビジネスリソースセンター」で提供する。

取り組みを説明する阿多社長
阿多親市社長

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