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メルコなど6社、パソコンの再使用と再生で事業会社

2001年03月02日 20時27分更新

文● 編集部

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(株)メルコは2日、三菱商事(株)、日本電子計算機(株)、カンダコーポレーション(株)、ダイヤモンドリース(株)、三菱商事プラスチック(株)の5社と共同で、中古IT機器類のリユース(再使用)&リサイクル(再生)の事業会社“デジタルリユース株式会社”を16日に設立すると発表した。資本金は4億9000万円。出資比率は、三菱商事が46%、日本電子計算機が20%、メルコが15%、カンダコーポレーションが9%、ダイヤモンドリースが5%、三菱商事プラスチックは5%。東京都品川区に本社を置き、埼玉県岩槻市に検品再生工場を設置する。営業開始は4月の予定。

新会社は、パソコンメーカー、リース会社、環境配慮型企業のニーズに応え、中古パソコンの査定・回収・検品・修理・データなどの削除・販売、または廃棄などのリユースを前提としたフローを一貫して提供するサービスを行なう。メルコの技術力、三菱商事のリユース品販売ノウハウ、カンダの物流ノウハウなどがこれらのサービスを補助する。また、そのほかの特徴として、パソコンブランドを問わないメーカー技術力による保証を中古パソコンに付与する。中古パソコンに対する本格的な訪問・設置・操作指導サービスのオプションや、販売アップグレードなどBTO的な機能をウェブなどで受け付け、受注販売していくことも予定している。

新会社は2003年度には、約30万台(推定売上30億円)のパソコンを全国から回収する予定。

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