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CP-920Z

CP-920Z

2001年03月01日 13時45分更新

文● 行正

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 エプソン販売(株)は、300万画素デジタルカメラ「CP-920Z」を発表した。現行機種「CP-900Z」のマイナーチェンジながら、同社が提唱する印刷品質を向上させるデジタルカメラ画像規格「PRINT Image Matching」に対応する。

本体色が「CP-900Z」の明るいシルバーから、渋めのダークシルバーに変わった「CP-920Z」。

 CP-920Zは、現行の「CP-900Z」の後継機種となる300万画素デジタルカメラ。撮像素子に1/1.8インチCCDを、光学系に光学3倍ズームレンズ(f=7~21mm:35mmフィルム換算34~105mm、F2.0~2.5、オートフォーカス)を搭載する。出力解像度は2048×1536、1600×1200、640×480ドットの3段階のほか、同社のCPシリーズでおなじみの画素補間技術により2544×1904ドットの「ハイパーモード」を備えるのが特徴。
 本体外観や基本機能はCP-900Zとほぼ同じだが、制御チップやファームウエアの改善により、画素補間時の画像向上やデジタルズーム時のスムーズなズーミングなどの新機能が備わった。
 WAVE形式による音声録音、QuickTime形式による動画(320×240ドット、15コマ/秒、最大35秒)記録も可能。本体後部には1.8インチのポリシリコン液晶モニタを装備するほか、光学ファインダも搭載。記録メディアはCFスロット×1で、16MBメディアが付属する。インターフェイスはUSBで、ビデオ出力機能も備える。撮影機能として、マニュアルフォーカス、露出補正、カスタムホワイトバランス、各種ストロボ撮影などが用意されているほか、0.1倍単位でのシームレスなデジタルズームが可能。
 PRINT Image Matchingに対応しているほか、背面の液晶モニタ横に「プリント指定」ボタンが新設されている。DPOF(Digital Print Order Format)対応の印刷指定を画像データに登録するもので、撮影後の確認表示や再生時に押せば、印刷指定をワンタッチで行える。
 電源は単3アルカリ乾電池もしくはニッケル水素充電池×4本で、アルカリ電池使用時は液晶ONで約155枚、液晶OFFで4000枚以上の撮影、約3時間30分の再生が可能。本体サイズは108(W)×65(D)×89(H)mm、重量は358g(本体のみ)。
 価格は8万9800円で、4月13日発売。

エプソン販売(株)
問い合わせ先 カラリオインフォメーションセンター 0570-00-4116



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