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コンパック、『iPAQデスクトップパーソナルコンピュータ』を発表

2001年02月28日 18時45分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は28日、インターネット端末『iPAQデスクトップパーソナルコンピュータ』2モデルを発表した。併せて、ディスプレーをセットにした『アドバンテージモデルV』シリーズ3モデルも発売する。販売は、正規販売代理店、およびネット直販事業“コンパック ダイレクトプラス”を通じて、3月下旬から順次出荷を開始する。

iPAQの製品写真(正面)
『iPAQ デスクトップパーソナルコンピュータ』

『iPAQ デスクトップパーソナルコンピュータ』は、2000年9月に発表した『iPAQ Internet Device』の機能を一新したインターネット端末。筐体の小型化やCPU、HDDなど基本コンポーネントの性能を向上したという。価格は7万9800円より。基本設計をシンプルにして、ISAやシリアル、パラレル、PCIスロットを廃止した。外部周辺機器の接続は前面2、背面4の計6ポートのUSBインターフェースで行なう。また、前面のホットプラグ対応の着脱式マルチベイには、最大24倍速CD-ROMドライブを標準装備する。

本体背面とレガシーモジュールの写真2個のパーツで構成される『レガシーモジュール』

レガシーデバイスを接続するためのオプション『レガシーモジュール』も用意し、これを本体背面に装着すれば、シリアル、パラレル、PS/2などのポートに対応した周辺機器も利用できる。

標準モデルの『C700/64/10/W2/F』の仕様は、Celeron-700MHz、64MBのSDRAMメモリー、815Eチップセット、10GBのUltra ATA/100対応のHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブとなる。OSはWindows 2000。本体サイズは幅137×奥行き264×高さ349mmで、重さは約5.4kg。消費電力は最大120W。価格は7万9800円。上位モデルの『P866/128/10/W2/F』は、CPUをPentium III-866MHzに、メモリー容量を128MBにそれぞれ変更したもの。その他の仕様は『C700/64/10/W2/F』と同じ。価格は11万8000円。

ディスプレーとのセット『iPAQデスクトップパーソナルコンピュータ アドバンテージモデルV』の価格は、『C700/64/10/W2/F』と17インチCRTディスプレーの『C700/64/10/W2/F/17』が9万9000円で、15インチTFT液晶ディスプレーとのセット『C700/64/10/W2/F/T』は17万7000円。

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