日本AMD(株)の27日付けの発表によると、米AMD社はシンガポール時間の27日、シンガポールにおいて4500万ドル(約52億2585万円)規模の半導体テスト施設と設計センターの建設に着工したと発表した。新施設の稼働は2002年下半期を予定している。
現在、AMDのシンガポール工場は、設計・製造テストセンターとして稼働しており、AMDが製造するすべてのAthlonプロセッサーおよびDuronプロセッサーの最終パッケージングとテストを実施している。社員数は1700名。
新施設は7階建で、34万5000平方フィート(うち、製造施設は26万平方フィート)の面積を占有する。25万8000平方フィートの既存のAMD製造施設を拡張するもので、マイクロプロセッサー、エンジニアリング研究開発、IC設計のためのテストセンターとして稼働する予定。
なお、シンガポール設計センターのエンジニア陣は現在、AMDの64ビット対応プロセッサー『Hammer』プロセッサーファミリーの開発および投入のサポート活動に取り組んでいるという。