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知れば知るほど、オモシロイ

ネットワークユーザーのための「メール使いこなし」の常識

2001年02月27日 02時37分更新

文● NETWORK MAGAZINE編集部

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NETWORK MAGAZINE



  • 開発……マイクロソフト
  • URL……http://www.microsoft.com/japan/
  • 形態……Internet Explorerにバンドル
  • 価格……無償
  • 最新版……5.5(Windows)/5.0(Macintosh)

Outlook Express

 いわずと知れたマイクロソフトの無償メールクライアント。Windowsに標準で付属しているため、利用ユーザー数が圧倒的に多いことで知られる。Outlook Expressというと、パソコンを始めたばかりの初心者向けというイメージがあるが、実は中・上級者の中にも愛用している人は多い。

 Outlook Expressの特徴は、マイクロソフト製のアプリケーションとシームレスに連携することだ。たとえば、インターネットエク スプローラ(以下、IE)で実行できるActiveXやJavaのプログラムを同じように実行することも可能だし、逆にそれを制限してセキュリティを高めることもできる(この場合、「オプション」-「セキュリティ」で「制限付きサイトゾーン」を選択する)。また、アドレス帳に登録したユーザーをマイクロソフトOfficeから直接呼び出し、データをそのままメール送信できることも、Outlook Expressのアドバンテージの1つである。その他にも、添付された画像ファイルのインライン表示(表示ビュー内で見られる)や、ドラッグアンドドロップで受信したメールをそのまま個々のメールファイル(拡張子は.eml)として保存できる機能(バックアップに便利)など、Windowsの高度な技術がふんだんに採り入れられている。

 さらに、初心者にも分かりやすい、対話式の振り分け設定の簡単さは特筆もの。面倒な手間や設定ミスはほとんどない。その一方で、メールのソース(受信時のエンコードデータ)を表示できたりと、上級者の必要性にもきっちり応えている。

 なお、IEの機能の一部として提供されるOutlook Expressは、HTMLメールを標準として採用している。だが、HTMLメールがあまり好まれていないことはすでに述べたとおり。送信形式をテキストにするには、「オプション」-「送信」で「メール送信形式」を「テキスト形式」に変更する。

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