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Firebird R7

Firebird R7

2001年02月23日 22時59分更新

文● 岡本

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 カノープス(株)は、同社のビデオカード「SPECTRAシリーズ」開発時に蓄積した技術をベースに開発したCPUクーラー「Firebird R7」を3月下旬に発売する。

ヒートシンクが鳥の羽のように広がっていることから「Firebird」と名づけられたカノープス製CPUクーラー。CPUクリップの無い方向は、CPUソケットが約1cmずつはみ出すため、ソケット周りの空間によっては、装着できないマザーボードがある点に注意が必要だ。

 Firebird R7は、ヒートシンク部がCPUコアが当たる中心部から羽のように左右に広がっているのが最大の特徴。このヒートシンクはアルミの削りだし加工による一体成形で作られており、熱抵抗が低く効率の良い放熱が可能なほか、ヒートシンク自体もアルミ製ゆえ、銅製ヒートシンクなどと比べ軽量になっている(CPUソケットへの負担が少ない)。また、特注の流体軸受けファン(4500rpm)を採用し、性能と静穏性を両立させるなど、高性能ビデオカードで知られる同社ならではのこだわりの開発が行われたとしている。

 予定価格は5800円。パッケージには、信越科学(株)製の超低熱抵抗シリコングリス「G-765」と、専用の装着工具が付属する。標準添付のCPUクリップ「IronCraw-A」はSocketA用だが、オプションで用意されている「IronCraw-370」「IronCraw-P4」(各予価1000円)を用いることで、PentiumIII/Celeron、Pentium 4にも対応できる。

カノープス(株)
問い合わせ先 テクニカルサポート 078-992-6830

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