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レーザーファイブが名刺サイズの超小型Linuxサーバ『L-Card+』を発売

2001年02月23日 23時08分更新

文● 編集部

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L-Card+

レーザーファイブ(株)は、NECの64bitCPU「VR4181」を搭載した名刺サイズの超小型コンピュータ『L-Card+』の出荷を、2月26日(月)より開始すると発表した。

標準価格は3万8600円。部品商社を中心に流通するが、Linuxによる超小型コンピュータ応用機器の雛型としての活用を推進するため、一部一般流通チャネルを通じての販売も行なう。初年度は5000本の販売を計画している。

「L-Card+」は、スーパーコンピュータ等にも採用されているMIPSアーキテクチャのVR4181を搭載、低消費電力、省スペースを実現した。VR4181は各種I/Oインターフェイスが充実しており、LCDコントローラやオーディオインターフェイス等が内蔵されているという。

製品スペック

  • OS……専用にカスタマイズしたLinux(kernel 2.4test9)
  • サイズ……60mm×91mm
  • MPU……VR4181-66(66MHz動作)
  • メモリ……SDRAM 16MB
  • Flash ROM……2MB×1(簡易モニタとブートプログラムに使用)
  • パラレル……RS232Cインターフェイス×1(10oin CN)
  • ネットワークインターフェイス……10BASE-T×1(CS8900A-CQ3)
  • 外部用インターフェイス……コンパクトフラッシュ×1(PCMCIAと信号互換)
  • LED×4
  • AC電源5V-3.3V(レギュレータ搭載)
  • ACアダプタ……DC5V、2.3A
  • 拡張バス(VR4181系ISA信号 64ピン×2もしくは40ピン×2)
  • そのほか……液晶表示信号、タッチパネル信号、ROM拡張、I/O、音声入出力などを装備

商品の問合わせ/購入の相談先

レーザーファイブ(株) 組込Linux事業部 営業部
embedded@laser5.co.jp

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