サイバーショット DSC-P30／DSC-P50／DSC-F55DX

サイバーショット DSC-P30／DSC-P50／DSC-F55DX

　ソニー(株)は、小型デジタルカメラ「サイバーショットDSC-P1」の姉妹機となる、より低価格な入門機「サイバーショットDSC-P30」「同DSC-P50」および、レンズ部に回転機構を備える「サイバーショットDSC-F55」のマイナーチェンジモデル「同 DSC-F55DX」を発表した。4月10日より順次発売される。

人気のデジタルカメラ「サイバーショット P1」の低価格版にあたり、単3乾電池でも動作するなど手軽さをアピールする「サイバーショットP30」(左)「同P50」(右)。

　P30／P50は、小型デジタルカメラとして人気の高いP1の姉妹機。P30は130万画素(有効125万)、P50は211万画素(有効202万)のCCDを搭載し、いずれも光学3倍ズームレンズを備える。それ以外のスペックはほぼ共通で、AF補助光機能の追加や、音声なしであれば長時間(メモリいっぱいまでの)動画録画機能などが備わっている。また、P1が専用リチウムイオン充電池のみ動作可能だったのに対し、単3乾電池×2本で動作可能となった。アルカリ乾電池使用の場合は約30分の利用が可能だが、オプションの専用リチウムイオン充電池パック(単3×2本の形状、充電器付きで9800円)を使用した場合、最大2時間の撮影(約2200枚)もしくは連続90分の動画撮影が可能。本体サイズはP1よりも若干大きくなり126(W)×53.7(D)×61.2(H)mm、重量は258g(バッテリ、メモリースティック装着時)。インターフェイスはUSBで、記録メディアはメモリースティック。USBケーブルおよび4MBのメモリースティック、アルカリ乾電池2本が付属する。

本体色がVAIOに似たシャンパンブルーとなり、女性ユーザーを意識したという「サイバーショットF55DX」。

　F55DXは、コンパクトな334万画素デジタルカメラ「サイバーショットF55V」のマイナーチェンジモデル。機能的には、従来3倍のデジタルズームが5倍となり、最高10コマの簡易動画を撮影(GIFアニメ形式で出力)できる「クリップモーション」機能を追加。また、本体色がシルバーから「シャンパンブルー」に変更された。そのほかの仕様や機能はF55Vと同一だが、リチウムイオン充電池と充電器、USBケーブル、8MBメモリースティックなどが標準で付属し、購入してすぐに使えるようになっている。

　価格はいずれもオープンプライス。P30／P50は4月10日、F55DXは4月20日の発売となる。

ソニー(株)
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