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三洋、WMA8の3倍モード対応の携帯型メモリープレーヤーを発売

2001年02月21日 18時57分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)は21日、携帯型デジタルメモリープレーヤー『デジタルメモリプレーヤー』(SSP-PD9)を3月1日に発売すると発表した。価格は4万1000円。

製品写真『SSP-PD9』

『SSP-PD9』は、マイクロソフト(株)の音声圧縮技術“Windows Media Audio 8”の3倍モード対応した携帯型デジタルメモリープレーヤー。64MBのマルチメディアカードに約3時間録音できる。音声圧縮ファイル『AAC』、『MP3』にも対応する。この3種の圧縮フォーマットが1枚のメモリカードに混在できる“マルチデコード方式”を搭載する。 DSPには日本テキサス・インスツルメンツ(株)が開発したDSP『TMS320DA150』を採用する。セキュリティー方式は、米マイクロソフト社が提供するWMRMと米リキッドオーディオ社が提供するSP3に対応する。このほか、自然な広がりのあるサウンドを実現する“ヘッドフォン3Dサラウンド”などを搭載する。また、マルチメディアカードのリーダー/ライターとして使用も可能。周波数特性は20Hz~20kHz。S/N比は85dB以上。パソコンの接続インターフェイスはUSB。本体サイズは幅38.6×奥行き24.8×高さ83.5mmで、重さは約58g(電池、MMC含む)。電源は単4アルカリ乾電池×1本、ニッケル水素充電池、または別売ACアダプター。連続再生時間はアルカリ乾電池が約7.5時間、ニッケル水素充電池は約5.5時間(充電時間は約5時間)。

マイクロソフト(株)は同日、三洋電機が3月1日に発売するデジタルメモリープレーヤー『SSP-PD9』が、同社の音声圧縮技術“Windows Media Audio”を採用し、さらに従来の160~64kbpsのみではなく、32k~48kbpsのミドルビットレートにも対応したと発表した。これにより、既発表の“Windows Media Audio 8”の利点が十分に発揮でき、MP3フォーマットの1/3のファイルサイズでCDに近い音質の提供ができるとしている。
なお、『SSP-PD9』に録音できる音楽コンテンツは、NTTコミュニケーションズ(株)の音楽配信サービス“Arcstar MUSIC”で提供される。同サービスでは、(株)徳間ジャパンコミュニケーション、(株)BMGファンハウス、(株)ポニーキャニオン、日本クラウン(株)、(株)バップ、(有)セーニャ・アンド・カンパニーなど9社が楽曲を提供する。

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