B5ファイルサイズより一回り小さいA5以下クラスのミニノートでは、2月1日にソニーがBluetoothによる無線機能内蔵の「PCG-C1」(ニュース)、同14日にはカシオがCrusoe搭載FIVAの新製品を発表(ニュース/レビュー)しているが、先鞭をつけた東芝は沈黙を守っている。そのため、巷では「Librettoシリーズの開発を止めたのでは?」といった憶測が飛び交っている。
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1999年10月の「Libretto ff 1100V」(写真)以降、新製品が発表されていないLibrettoシリーズ。同社の製品情報サイト「DynaBook.com」からも現行機種としてラインナップされていないために噂が出たのかもしれないが、新Librettoは鋭意開発中。 |
編集部では、その噂について東芝広報に確認したところ、「発売時期などの具体的な内容はまだ言えないが、Librettoシリーズの開発は続けている。Librettoを止めるつもりはありません」と力強い返事があった。
モバイル用途でもインターネットへの接続環境がぐんと身近になり、デジタルカメラの普及、PCの用途の多様化などもあって、従来のLibrettoシリーズの仕様ではカバーしきれない部分があるのも事実。いわゆる“Librettoファン”“Libラー”と呼ばれるコアなユーザーはもちろん、幅広いニーズに応えられる製品の開発に期待したい。
