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Adobe Premiere 6.0日本語版

Adobe Premiere 6.0日本語版

2001年02月21日 10時54分更新

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 アドビシステムズ(株)は、動画編集ソフト「Premiere」をバージョンアップし、「同 6.0日本語版」(Windows版/Macintosh版)として3月から発売を開始する。アドビの直販サイト「アドビストア」では本日より予約受け付けを開始し、店頭出荷は3月16日を予定している。

 Premiere 6.0に新しく追加された機能としては、

  • DV機器との連携強化
  • ストリーミングビデオ形式のサポート
  • インターフェイスの改良
  • ほかのアドビ製品とのシームレスな連携

などが挙げられる。DV機器との連携機能強化としては、Windows 98 SEやMe、2000の標準ドライバで利用可能なOHCI準拠のIEEE1394インターフェイスカードを使って、DV機器のコントロールなどが可能になった点が大きい。

Premiere 6.0
現在評価中のβ版からのスクリーンショット。「ナビゲータ/情報/ヒストリー」などのダイアログボックスがほかのアドビ製品と共通化されている。

 対応するストリーミングビデオのファイル形式は、RealMedia、WindowsMedia、QuickTime。これらの形式での出力用モジュールが標準搭載された。
 インターフェイスやほかのアドビ製品との連携では、時系列に映像や音楽ソースを並べた「タイムライン」上で直接キーフレームを設定可能になり、動画/静止画にエフェクト処理を加える同社の「After Effects」のプラグインを25種類以上搭載。また、ほかのアドビ製品とメニュー構造などを共通化している。



Premiere 6.0
1年振りのメジャーバージョンアップとなる、「Premiere 6.0」のパッケージ。MacWorld Expoの当日、2月24日には「Adobe Premiere “Day”」として、幕張メッセでMatt Douglas(同社プロダクトマネージャ)による講演が行われる。

 対応OSは、Windows版がWindows 98 SE/Me/2000、Macintosh版はMac OS 9.0.4で9.1については現在確認中、Mac OS Xは当面Classic(互換モード)で対応するとのこと。  価格は前バージョン(5.1)よりも1万3100円下がって6万9500円。学校関係者向けの「アカデミック版」は4万9500円、限定5000本の「乗り換えキャンペーン版」は4万8000円、旧バージョンユーザー向けのアップグレード版は1万9500円、ビデオキャプチャカードなどに付属する機能限定版(LE)からのアップグレード版は2万5000円となっている。なお、乗り換えキャンペーン版はアドビストアからの販売(購入時に対象製品のシリアル番号などが必要)で、対象製品はApple Final Cut Pro/Ulead Media Studio/Ulead Video Studio/Digital Origin EditDV/MegaVI/Sony Movie Shaker/MGI Video Wave。
 なお、Premiere 6.0については近々レビュー記事の掲載を予定している。

アドビシステムズ(株)アドビストア
問い合わせ先 アドビシステムズカスタマーインフォメーションセンター 03-5350-0407



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