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Nielsen//NetRatings、1月のインターネット利用者数を発表

2001年02月20日 18時00分更新

文● 編集部

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エーシーニールセン・コーポレーション(株)とネットレイティングス(株)の共同事業“Nielsen//NetRatings”は19日、1月のインターネット利用者動向情報サービスの調査結果およびインターネット人口を発表した。

同調査は、日本全国の世帯を対象としたRDD方式(電話による無作為抽出方式)に基づく電話調査で、5000世帯、1万4957人が集計対象となった。

それによると、1月の調査時点でのパソコン接続によるインターネットの推計利用者数は2506万人、人口に占める利用率は20.2%となった。男女の内訳は男性が1471万人で女性が1035万人、男女比は59対41となった。iモードなどの携帯電話によるウェブの推計利用者数は、前月比15.9%増の1013万人で、そのうちパソコンを使用せずに携帯電話だけでウェブを利用している人は491万人となった。家庭からのパソコン接続によるインターネット利用者数と携帯電話によるウェブ利用者数を合わせると、前月比1.7%増の2991万人となった(併用利用の重複分を除く)。

インターネット利用動向の1月の顕著な動向は、大学受験シーズンの到来ならびに1月20日から21日に開催された大学センター試験に伴ない、予備校サイトに大きな変動があったことという。大手受験予備校の“代々木ゼミナール”、“河合塾”、“駿台予備校”のサイトがドメイン別総合ランキングに初登場した。また、代々木ゼミナールと河合塾は、それぞれ試験回答速報などの大学受験入試情報サイトの“yozemi.net”、“keinet.ne.jp”を立ち上げており、これらもドメイン別総合ランキングにランクインした。また、ヤフー(株)の教育サイト“edu.Yahoo.co.jp”もサイト別ランキングで以前から登場していたものの、1月は前月比78.8%増の37万人の訪問者を集め、サイト別教育カテゴリーランキングの1位を獲得した。

これらのサイトの特徴として、アクセスが10代に集中していることが挙げられるが、受験対象者が含まれる16~19歳では、さらに顕著な結果となった。1月における大手受験予備校サイトの16~19歳の構成比率は、全閲覧サイトの平均よりも、代々木ゼミナールで5.99倍、河合塾が6.72倍、駿台予備校は7.42倍高いものになった。受験生が試験直後にインターネット上で大学入試の試験結果を確認し、合格発表を前に合否判定を行なったためとみている。

2001年1月、大手受験予備校サイトのユニーク・オーディエンス数とその16~19歳の構成比
ドメイン別総合順位 ユニーク・オーディエンス(人) リーチ(%) 16~19歳のユニーク・オーディエンスと構成比
yozemi.ac.jp 447 17万7841 1.15 8万6217(48.48%)
kawai-juku.ac.jp 487 16万5266 1.07 8万9822(54.35%)
keinet.ne.jp 548 14万7302 0.95 8万4434(57.32%)
sundai.ac.jp 727 10万7782 0.70 6万4699(60.0%)
yozemi.net 1167 7万1855 0.47 4万8502(67.50%)
edu.yahoo.co.jp 230 37万52 2.40 10万580(27.18%)

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