(財)電気通信振興会は16日、DSL接続サービスにおける必要な施設の設置にかかる資金の一部を、補助する補助金を交付すると発表した。これは、高速のインターネットアクセス網の急速な整備・普及に資することを目的としている。所要経費は18億5000万円(デジタル加入者線導入促進基盤整備事業費補助金)。
補助金の交付額は、1事業当りの補助対象者の総額の5分の1を超えない額となる。補助の対象となる事業者は、民間事業者(農業共同組合を含む)、および第3セクター(自治体の出資比率が25パーセント未満のもの)。補助対象経費はDSLサービスを実施するために必要な施設・設備の取得に関する経費(宅内DSLモデム、スプリッター、サーバー、ルーター、電源設備、附帯工事費など)。
補助金の交付を希望する事業者は、電気通信振興会が行なう公募の期間内に、所定の補助金交付申請書に必要事項を記入の上、同振興会へ申請が必要。申請期間19日から3月2日まで。
なお、DSL導入促進補助金申請などの手引き、DSL導入促進補助金交付要綱、申請書の見本などは同振興会のホームページで公開している。