プリインストールソフトについては、特にエントリユーザーに需要が高いと思われるインターネット関連では、女性ユーザーに人気の高いメールソフト「PostPet for Windows」がプリインストールされ、ソニーコミュニケーションネットワークの運営するインターネット接続サービス「So-net」が入会金無料で3カ月間は接続料無料で利用できる入会特典が用意されている。またオプションのUSBカメラ「PCGA-VC2」(オープンプライス)や市販のDVカムコーダを利用して手軽にビデオメールを作成できる「Smart Capture」、インターネットによる音楽配信を楽しむためのソフト「OpenMG Jukebox」もプリインストールされるなど、インターネットを楽しむための環境は万全と言える。
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お絵かきソフト「PictureToy」では、デスクトップ全体や任意のアプリケーションのウィンドウ内をキャンバス代わりにして、手書き文字やイラストを書き込める。メニューボタンをクリックするだけで、画像をメールに添付でき、ビジュアルコミュニケーションの楽しみが広がる。 |
そのほか、i.LINKでDV動画を取り込み編集を楽しめる「DVgate」「MovieShaker」、静止画の管理から簡単なレタッチまで行える「PictureGear」、画像ファイルに加え、デスクトップ全体や任意のソフトのウィンドウ内をキャプチャして手軽に文字やイラストを書き込める、お絵かきソフトの「PictureToy」など、創造性をかき立てられるソフトが多数用意されている。しかも、ヘルプ機能も充実しており、HDD上に存在するWindowsのヘルプファイルやPCV-J15V5のオンラインマニュアル、VAIOのQ&A集などを、フリーワードで一括して検索できる「CyberSupport」、PCの入門書として定評のあるインプレスの「できるWindows for VAIO」のHTML版なども収録されており、初めてPCを購入したユーザーが困ったときには解決への手助けになるだろう。
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DVクリップに手軽にトランジションなどのエフェクトやサウンドトラックを追加して、オリジナルビデオを編集できる「MovieShaker Ver.2.0」。今回のバージョンアップによって、i.LINK経由で直接DVカムコーダから動画を取り込み、書き戻せるようになった。 |
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ジャストシステムの情報検索システム「ConseptBase」の技術を利用し、WindowsのヘルプファイルやPCV-J15のマニュアルなどをフリーワードでシームレスに検索できる「CyberSupport」は、困ったときの強い見方だ。 |
まったくの初心者向けエントリPCとして考えた場合、Officeアプリといったビジネス向けソフトがまったく用意されていない点はマイナス要因だが、エンタテインメント、クリエイション、コミュニケーションという、VAIOワールドが提案するPCの楽しみ方への入り口としては申し分のないマシンである。170(W)×366(D)×306(H)mmというボディサイズと15インチモニタの組み合せというコンパクトさも、導入しやすさという点で評価できる。15インチモニタでも1024×768ドット/85Hz表示は可能だが、それでは物足りないという場合は、17インチCRTがセットされるPCV-J15V7を選べばいいだろう。PCでどんな楽しいことができるのか知りたいというユーザーの入門機として、PCV-J15V5は最適な1台であることに間違いはない。
CPU |
Duron-800MHz |
メモリ |
64MB |
ビデオ |
SiS730S |
HDD |
40GB |
CD-RW |
R8倍速/RW4倍速/CD32倍速 |
通信 |
モデム |
OS |
Windows Millennium Edition |
モニタ |
15インチCRT |
Officeアプリ |
なし |