すでにMSI、SOYO、ASUSTeK、ZIDAから登場しているAthlon/Duron用のビデオ統合チップセットKM133を搭載したマザーボードが、今週はGigabyteからも登場した。ギガパレス秋葉原本店が1万5800円で販売中。
「GA-7ZMM」という型番を与えられた同製品は、NorthBridgeが“VT8365”でSouthBridgeが“VT82C686B”、MicroATXフォームファクタを採用している点で他社製品と変わりない。一見して分かる特徴は、CPUソケットの周りにコンデンサが少なくすっきりしているのと、4チャンネル出力に対応したCreativeのサウンドチップ“CT5880”を搭載していることくらいである。
FSBは、マザーボード上のディップスイッチで95/100/102/103/107/110/113/115/133の中から設定可能。基板上にもマニュアルにも記載はないため、他社製品と同様、倍率変更に関する設定はできないと考えた方がいいだろう。拡張スロットはAGP×1、PCI×2、PCI/AMR×1で、DIMMスロットは2本(合計1GBまで)。Gigabyteの代名詞ともなっている“DualBIOS”はサポートしていない。
AMI BIOSを採用している。ちなみに、写真右端のディップスイッチはFSBクロック設定用 |
なお、Gigabyteの製品ラインナップには「GA-7ZMM-1」も確認されている。Gigabyte製品の場合、型番の末尾に“-1”が付くモデルは廉価版を指すが、GA-7ZMM-1はAGPスロットを省略したモデルであるようだ。すなわちKL133マザーボードということになる。
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