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Links 2001

Links 2001

2001年02月16日 23時14分更新

文● Tiger Uno.bin

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Links 2001

マイクロソフト(株)

オープンプライス(発売中)
推定小売価格9800円

Linksシリーズは、グラフィックスがとてつもなくリアルであることがセールスポイントのゴルフシミュレーションゲームだ。前作からマイクロソフトが発売するようになり、作品名にも第何作目という目印がないことから、比較的新しめのゴルフシリーズという印象を持たれたかもしれないが、このLinksシリーズは10年以上前のDOS時代から着々とバージョンアップを繰り返しているゴルフゲームの老舗中の老舗。その最新作となる本作「Links 2001」は、グラフィックの強化だけにとどまらず、収録コースやムービーが大幅に増えたことも加わって、なんとCD-ROM4枚組み、フルインストールで約1.3GB必要という特大ボリュームの大作ゴルフゲームとなっている。

全英オープンで有名な「セントアンドリュース リンクス オールドコース」。ポッドバンカーとすばらしくうねったグリーンのおかげで難易度は激ムズ。特にこの3番ホールのグリーンは反則です!

とにかく美麗なグラフィックス
海、山、砂漠とコースのタイプもさまざま

 すでに述べたように本作の最大のセールスポイントは「限りなく実際のコースを再現した美麗グラフィックス」である。画面は背景や障害物はもちろん、ゴルファーのアニメーションまですべて実写取り込みで描かれている。おもしろいのはプレイヤーの分身となるゴルファーのアニメーション。男女合わせて14人が用意されており、さらに右打ちと左打ちの2パターンがあるという芸の細かさだ。また、顔写真の画像をインポートすることも可能なので、自分の顔写真をプレイヤーウィンドウに表示させることもできる。カメラ視点も豊富で、プレイ中は基本的にプレイヤー後方にカメラ視点がセットされるが、サイド、着地点、ピンなどのカメラ位置を別ウィンドウで自由に変更することが可能だ。

プレイヤーの設定画面では、クラブの種類やスイング方法、ゴルファーの顔グラフィックを選択する。スイング時のアニメーションは顔がはっきり見えないから、自分の顔写真を表示しても違和感ないかも!?

操作はオーソドックスなスタイル

 プレイ方法はいたって簡単で、使用クラブとショット方向を指定し、パワーとボールの回転が決まるスイングアクションでショットを行なう。スイング方式は、リアルタイムで動くゲージをタイミングを合わせてクリックする「クラシックスイング」、クラシックスイングの操作を簡単にした初心者用の「イージースイング」、マウスを前後に動かしてスイングする「パワーストロークスイング」の3種類から選択できる。ただしパワーストロングスイングは、訓練しないとまっすぐボールを飛ばすことすらままならないくらいに難しいので、まずはクラシックスイングから試してみるのがお勧めだ。

実写取り込みの画面は実際のコースの写真ではないかと錯覚するほど美しい。これはパワーストロークスイングでのプレイ画面。

 ネットワークプレイはTCP/IPでIPアドレスを直接指定する方法とMSN Gaming Zoneに接続してプレイする方法の2種類が用意されている。知り合いを集めてネットワークゴルフコンペを開催するのも簡単だ。

砂漠地帯にあるという設定の仮想コース「サハ ロハ」。フェアウェイとグリーンを外れるとすべてバンカーというきっついコースである。

収録コースはなんと6つ! しかもコースエディタも付属

 本作に集録されているコースは、全英オープンで有名なスコットランドの「セントアンドリュース リンクス オールド コース」、カリフォルニアの「フォーシーズンズ リゾート アヴィアラ」、カウアイ島の「プリンスビル」など世界各地に及ぶ実在の有名コースが5つ。そしてLinks開発チームとPGAプロゴルファーのラリー・ニールセンによって作成された、南西アメリカの赤い岩地と砂漠をモチーフにした架空コース「サハ ロハ」の計6コースがあり、さらに各コースの歴史や特徴を紹介する美しいムービーも多数用意されている。そしてもう1つ、コースを自由に設計可能な「アーノルド・パーマー コースデザイナー」も付属している。これは、本作品のコースデザインにも使用された本格的なコースエディタだ。プロ仕様であるため、使いこなすのにはちょっと骨が折れるかもしれないが、プロゴルファー猿に出てくるような奇妙奇天烈なコースを作るのも夢ではない。

「セントアンドリュースくらいは知ってるけど、ほかのコースはサッパリ」という人も、用意されているムービーをみれば集録コースの特徴はバッチリだ。

 文字どおりの大作的な豪華な造りにゴルフゲーム初心者はちょっと尻込みしてしまうかもしれないが、スイング方法はもちろん、メニューの操作に至るまで詳細なヘルプが用意されており、それがいつでも参照できる親切設計なので安心してもらいたい。唯一気になる点は、グラフィックス重視のためにかなり重いゲームであるということだ。筆者のCPU/ビデオ環境はPentiumIII-800MHz、Voodoo4という構成だが、さすがにこれだけ美しい画面になると、画面切り替えはこの環境を持ってしても一瞬というわけにはいかず、起動時の待ち時間もかなり長い。つまり、ちょっとした息抜きにプレイするタイプではなく、じっくり腰を据えてやるゲームだといえるだろう。重厚なゴルフゲームを求める人におすすめしたい1本である。



精密なコース設計が可能なコースデザイナー(別途インストールが必要)。日本語マニュアルが付属するものの、ソフト自体は英語版なのが残念。
ショット後は正面と落下地点の2つの視点でリプレイ鑑賞が可能だ。ショットの保存に対応しているので,ミラクルプレイはいつでも再現できる。
ヘルプ機能が充実しているので,プレイ中に操作方法で詰まっても安心だ。画面はパワーストロークスイングの解説の一部分。この部分だけでもこのスイング方式の難易度の高さがわかるだろう。
プレイモードの1つ「仮想トーナメントモード」。コンピュータが操作するプレーヤーたちと最大4ラウンドのトータルスコアで勝負する。このモードもネットワークプレイが可能だ。
開発元 マイクロソフト(株)
発売元 開発元に同じ
問い合わせ先 03-5454-2300
価格 オープンプライス(推定小売価格9800円)
対応OS Windows 95/98/Me/2000+DirectX 7
CPU PentiumII-266MHz以上
メモリ 64MB以上(128MB以上を推奨)
ビデオ 800×600~1600×1200ドット/6万色以上(Direct3D対応)
HDD 500MB以上(900MB以上を推奨)
CD-ROM 4倍速以上(起動時必須)
マルチプレイ 最大8人までの通信対戦(DirectPlay対応)

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