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インフォテリアとジェットフォーム、XMLソリューションで提携

2001年02月16日 16時42分更新

文● 編集部

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インフォテリ(株)とジェットフォーム・ジャパン(株)は15日、XML対応の両社製品の連携をはじめとする包括的なXMLソリューションの提供で合意したと発表した。

第1弾として、インフォテリアのB to Bサーバー『Asteria』とジェットフォーム・ジャパンのe-Processサーバー『e-Process Framework』とのプロセス間連携を進める。インフォテリアの『Asteria』はすでにRosettaNetへの対応を済ませているほか、Ariba Commerce Service Networkへの対応を発表している。また、ジェットフォーム・ジャパンの『e-Process Framework』は企業内のビジネスプロセスを電子フォームとXMLでつなぐシステムを提供しているという。今回の両製品の連携により、RossetaNetやAriba Commerce Service Networkといった企業間取引とさまざまな企業内プロセスをXMLでシームレスに連携させるプラットフォームを提供し、ビジネススピードと生産性の向上を強力に支援するとしている。

また両社は、こうしたB to B分野だけでなく、電子政府・電子自治体の分野についても協業を図っていく。具体的には、現在ジェットフォーム・ジャパンが主査を務める電子申請推進コンソーシアムに、インフォテリアが参加し、XMLスキーマの標準化をはじめとする各種標準化活動に参画するとともに、『Asteria』による対応も検討するという。

さらに、インフォテリアのXML処理エンジン『iPEX(アイペックス) Windows COM版 Version2.0デベロッパー・エディション』をジェットフォーム・ジャパンのウェブ/XML対応電子フォームツール『FormFlow99』の開発環境に28日にバンドル出荷を開始する。『FormFlow99』と『iPEX』の組み合わせにより、XMLをベースとした電子フォームやワークフローなどの社内システムを、目的に合ったさまざまな手法で開発できるとしている。

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