デルコンピュータ(株)は16日、高さ1U(約44mm)の薄型シャーシを採用した汎用サーバー『PowerEdge(パワーエッジ) 350』の正式販売を開始すると発表した。価格はCeleron-600MHz搭載モデルが15万8000円からで、Pentium III-750MHz搭載モデルが17万8000円からとなる。同社の法人営業本部、ダイレクトセールス事業部(TEL.044-556-6190)、インターネット直販“オンライン・ストア”を通じて、19日からBTO(注文生産)方式による販売と出荷を開始する。
『PowerEdge 350』 |
『PowerEdge 350』は、マルチプロセッサー対応の1Uラックマウント型サーバー『PowerEdge 1550』の下位モデルに相当するもの。Celeron-600MHzまたはPentium III-750MHzの選択が可能なシングルプロセッサーモデルで、消費電力は125ワット。最大1GBのSDRAMメモリー、最大80GBのHDDを搭載できる。IDEコントローラー、デュアルポート10/100 BASE-Tネットワークカードを装備し、OSはWindows 2000 Server/NT 4.0 ServerおよびRedHat Linux 6.2J/7Jからの選択となる。シャーシ本体の開閉や機器の交換は工具なしで可能。サイズは幅447×奥行き559×高さ43.2mmで、重量は最大11.8Kg。
最小構成では、Celeron-600MHzまたはPentium III-750MHz、440BXチップセット、128MBのSDRAMメモリー、10GBのHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブ、OSなし、などに1年間翌営業日オンサイト保守サービスが付属する。