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シマンテック、Windows/Solaris用の企業向けウイルス対策ソフトを発表

2001年02月15日 18時31分更新

文● 編集部

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(株)シマンテックは14日、企業向けウイルス対策ソフトの最新版『Norton AntiVirus Enterprise Solution ver.4.5』、『Norton AntiVirus ver.2.5 for Notes/Domino』、『Norton AntiVirus ver.2.2 for Gateways Solaris』の3製品を発表した。3製品とも3月15日に受注を開始する。

『Norton AntiVirus Enterprise Solution ver.4.5』は、クライアント/サーバー形式のウイルス対策ソフトで、『Norton AntiVirus Corporate Edition ver.7.5 Server』、『Norton AntiVirus Corporate Edition ver.7.5 Clients(Desktop)』、『Symantec System Center ver.4.5』の3つのソフトで構成される。クライアントへのインストールが社内ウェブサーバーから行なえる“Webインストーラ機能”、ウイルス定義ファイルのダウンロードが中断された場合に途中から再開できる“ダウンロード・レジューム機能”、電源オフなどで完全にスキャンできなかったファイルを起動時に再スキャンする“イベント再実行機能”などを搭載する。対応OSは、同ServerがNetWare 3.21/4.xJ/5.0J、Windows NT 4.0 Server/2000 Server、同ClientsがWindows 95/98/NT 4.0/2000、Symantec System CenterがWindows NT 4.0/NT 4.0 Server/2000 Server。1ライセンスの価格は、ライセンス数が25~99の場合に6300円。なお、同製品を小規模オフィス向けにパッケージ化した製品『Norton AntiVirus Enterprise Solution ver.4.5スタータキット』の販売を、4月中旬に開始する。価格は、1サーバーと5クライアントのパッケージが8万8000円、1サーバーと20クライアントのパッケージが24万8000円。

『Norton AntiVirus ver.2.5 for Lotus Notes/Domino』は、企業向けグループウェア『Lotus Notes/Domino』対応のウイルス対策ソフト。HTML形式の電子メールに潜伏する悪質なスクリプトを検知できるという。また、圧縮ファイルのスキャンでは、多重に圧縮されたファイルの中身もスキャンでき、ArcManager/RTF/BinHexなどの形式にも新たに対応した。対応OSは、Windows NT Server 4.0/2000 Server。対応するNotes/Dominoサーバーは、4.6.3d/4.6.4d/4.6.6c/4.6.7/5.0.5以上。1ライセンスの価格は、ライセンス数が25~99の場合に3950円。

『Norton AntiVirus ver.2.2 for Gateways Solaris』は、企業内電子メールシステムのプラットフォームとして利用されているSolarisに対応したウイルス対策ソフト。スキャンする電子メールの処理量に応じて、スレッド数を自動的に変更しサーバーのパフォーマンスを保つ“自動マルチスレッド管理機能”を搭載する。また、管理用のインターフェースにHTMLを採用したため、遠隔地のウェブブラウザーから管理が行なえるという。対応OSは、Solaris 2.6/7.0/8.0。1ライセンスの価格は、ライセンス数が25~99の場合に4000円。

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