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BabyATのApollo Pro133Aマザーが現る。今度はひまわりブランド?!

2001年02月15日 19時17分更新

文● 小磯

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694XT

 VIA Apollo Pro133Aチップセット搭載のATX/MicroATXマザーボードは市場にあふれているが、BabyATとなるとさすがに見あたらない。ところが、ソフトアイランド秋葉原店が9380円で販売し始めた「694XT」は、まさしくBabyATのApollo Pro133Aマザーボードだ。



ひまわり箱

 BabyATのマザーボードといえば、最近はZIDAの“Tomato”ブランドが有名だが、694XTは、Acorp Electronicsという馴染みのないメーカー製。パッケージには随所にひまわりのイラストがあしらわれており、他社製のパッケージとは一線を画している。
 チップセットはVT82C694X+VT82C686Aで、AGP 4xモードに対応。現在市場に流通しているTomatoブランド製品にはなかった、BabyATフォームファクタながらFSB 133MHzのCoppermineコアPentium IIIをサポートするマザーボードとして、かなりの注目を集めそうだ。SouthBridgeがUltra ATA/66に対応の“686A”なのは残念だが、Acorpのウェブサイトによれば、SouthBridgeに“686B”を搭載するUltra ATA/100対応版もリリースする予定があるようだ。



ジャンパ設定

 FSBは66/100/133MHzをジャンパで設定と、オーバークロックに関する機能はまず期待しない方がいいだろう。拡張スロットはAGP×1、PCI×2、PCI/ISA×1、AMR×1で、DIMMスロットは3本(最大1.5GB)。AGPスロットの延長線上にDIMMスロットを搭載するデザインのため、Voodoo3 5500など、フルサイズのビデオカードを使用できない点には注意したい。

 そのほか、オンボードでサウンド機能も搭載。BabyATマザーボードらしく、基板上のコネクタからブラケットへライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1、ゲーム/MIDIポート×1を引き出す仕様となっている。また、シリアルポート×2、パラレルポート×1+PS/2×1、USBポート×2の各ブラケットも付属する。



ブラケット
サウンド入出力用のピン(写真中央左端)。パラレルポート用のピンと合わせ、AMRスロットを使用した場合は配線に苦労しそうだ
ブラケット
オンボードサウンド機能用のブラケット
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