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各分野の専門家がナビゲートする総合情報サイト“All About Japan”がオープン

2001年02月14日 21時07分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)リクルート・アバウトドットコム・ジャパンは14日、分野ごとに専門知識や経験を持った人がナビゲートする総合情報サイト“All About Japan”を15日にオープンすると発表した。

All About Japanのトップページ画面。ここから各ガイドページにアクセスできる

All Aboutは、ビジネスから趣味、生活情報までそれぞれの分野やテーマごとに専門知識や経験を持った人“ガイド”が、インターネット上にある関連情報を収集、編集して、ユーザーにわかりやすく提供するというサイト。ガイドには、お菓子研究家の下井美奈子氏(テーマ:洋菓子)、ファイナンシャルプランナーの神戸孝氏(テーマ:マネープラン入門)、利き酒師でソムリエの友田晶子氏(テーマ:日本酒)、久米繊維工業(株)代表取締役社長の久米信行氏(テーマ:Tシャツ)などが名を連ねている。

サイトオープン時には161名のガイドが、“ショッピング”“コンピュータ・インターネット”“クルマ・バイク”“ファイナンス・投資”“スポーツ”“エンターテインメント”“ゲーム”“恋愛・結婚・人間関係”“住宅・インテリア”“家族と暮らし”“グルメ・クッキング”“トラベル・レジャー”“プライベートタイム for Ladies”の13分野、161のテーマでスタートし、今後も増やしていくという。

同社は2000年7月末にウェブサイトを通じてガイドを募集、2000名を超える応募者の中から合格者200名を選出、うち161名のガイドが15日よりサイトをスタートさせる。

ユーザーは、All Aboutのトップページから知りたい話題のキーワードを入力して検索すると、All About内の関連ガイドページが一覧表示される。ガイドページでは、ガイドが選択したおすすめリンク集や、ガイドが編集するニュース/コラム、ガイドが運営する掲示板/チャット/メール相談、ガイド個人のプロフィール紹介といった情報が提供される。ガイドページの更新は最低で2週間に1回以上で、ガイドページごとのメールマガジンも週1回発行する。

All Aboutの主な収益源は広告で、ガイドページごとにターゲットを絞ったバナー広告を貼り、メールマガジンでの広告やスポンサーと連携した特集企画広告も行なう。また、トップページやガイドページに小さなスペースを設け、そのスペース内でサイト紹介や関連情報を掲載できる有料サービス“AhortAD”も用意する。さらに、広告ビジネス以外の展開として、弁護士や会計士など有資格者による有料の個別相談サービスや、企業向けのコミュニティサイト構築/運用代行サービスなども予定しているという。

リクルート・アバウトドットコム・ジャパンの代表取締役社長兼CEOである江幡哲也氏(左)と、取締役兼COOの大庭広巳氏(右)。「ユーザーにとって満足度の高いポータルサイトを目指す」(江幡氏)
発表会にゲストパネラーとして登場した経済ジャーナリストの財部誠一氏(左)と、(株)マガジンハウスのメディアマーケティング室企画開発チーフプロデューサーの島田始氏(右)。「インターネットが登場して、個人が本当の情報を得られるようになった」(財部氏)、「All Aboutのガイドは、自分の価値観と責任の上で情報を発信している」(島田氏)

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