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三菱、ビジネス向けノートにファイル暗号ツールを標準で搭載

2001年02月14日 15時48分更新

文● 編集部

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三菱電機(株)は13日、ビジネス向けノートパソコンの全モデルに、同社の暗号アルゴリズム“MISTY”を利用したファイル暗号ツールを標準で搭載すると発表した。併せて性能向上を図った新モデルを15日より順次発売すると発表した。

製品写真
『Pedion SL200』(左)と『AL320』(右)

発売するのは14.1インチTFT液晶ディスプレー(1024×768ドット 1677万色)、CD-ROMドライブ搭載のオールインワンノート『AL320』4モデルと、12.1インチTFT液晶ディスプレー(1024×768ドット 1677万色)搭載のスリムノート『Pedion SL200』2モデルの計2機種6モデル。
全モデル共通で、パソコン内のデータを簡単に暗号化できるソフト『ファイル暗号ツール』を搭載する。オプションの指紋照合機能と組み合わせることでさらに高度なセキュリティーを確保できる。

『AL320』の上位モデルはPentium III-800MHzを搭載、従来機比で約20パーセント処理性能が向上した。最小構成の『M3N33-U27AM』の仕様はCeleron-667MHz、64MBのSDRAMメモリー、10GBのUltra ATA/66対応のHDD、CD-ROMドライブ、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANインターフェースとなる。OSはWindows 98 SE。本体サイズは幅307×奥行き253×高さ44mmで、重さは3.2kg。電源はニカドバッテリーで、ACアダプターが付属する。消費電力は最大60W。バッテリーの駆動時間は最大約2.3時間、充電時間は約3.5時間。価格は29万8000円。

『Pedion SL200』は、モバイルCeleron-600MHz搭載により、従来機比で約20パーセント処理性能が向上、HDD容量を6GBから10GBに増やした。最小構成の『M3P11-S27GM』の仕様は、モバイルCeleron-600MHz、64MBのSDRAMメモリー、10GBのUltra ATA/66対応のHDD、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANインターフェースとなる。OSはWindows 98 SE。本体サイズは幅300×奥行き221×高さ24.1mmで、重さは1.6kg。電源はリチウムイオンバッテリーで、ACアダプターが付属する。消費電力は最大45W。バッテリーの駆動時間は約1.5時間、充電時間は約3時間。価格は28万8000円。

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